青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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06月

バリデーションのテクニック7「真心をこめたアイコンタクトを保つ」

このテクニックは、[日時、季節の混乱]そして[繰り返し動作]にいる認知症の人が、介護者が親密なアイコンタクトを通じて愛情を示してくれた時に、自分は愛されていて安心できると感じることにより、現実に戻る手助けをします。たとえ視力に障害をもっていても、介護者が精神を集中して、相手の目を心をこめて見つめていれば、それを感じることができます。
 たとえば、いたわってくれる両親を探して徘徊している[日時、季節の混乱]にいる人が、介護者から愛情のこもった目で直接見つめられた時、徘徊をやめることがあります。この時、介護者はいたわってくれる両親のようになります。[日時、季節の混乱]にいる人は、安心と愛情を感じ、不安はやわらぎ、現実に戻ることがあります。

 以上、今回は「真心をこめたアイコンタクトを保つ」についてお伝えしました。今年の夏も暑くなりそうですね。室温調節し、こまめに水分補給をしましょう。体調に気を付けてください。  (Y・K)

「道」の絵に思うこと

数年前、日本画家東山魁夷の「道」を見に行きました。
目の前に延びる一本道がシンプルに描かれているのですが、思っていた以上に大きくて、自分が道に立っているように感じる、引き込まれる絵でした。

その時はただ鑑賞しましたが、後々絵を思い返していると、どうも不安というかモヤモヤした気持ちになるのです。
…この道、けっこうな距離あるな。先も見えない。きっと歩き疲れて途中でへたりこんでしまう。天気も崩れてきそうだし、助けてくれる人もいなそうだし…
とマイナス思考が膨れるばかりでした。

でもある時ふと、「イエス様が一緒に歩いてくれるはず!」と思い至りました。「じゃあ大丈夫。なんとかなるよ。」
自分には信仰と言えるほどのものがあるのか、自信のない私でも、こうしてイエス様に依り頼み平安をいただいていることが実感できました。信仰は自分で作り出すのでなく与えられるものだということも。

わが家の居間には教会員の方が描いて下さった「エマオ途上」の絵が飾ってあります。
今に至るまでの道もこれからの道も、イエス様が一緒に歩いて下さっていることに感謝です。                                   (A.Y)