2017年6月24日(土)は弘前西教会を会場として、翌25日(日)は青森松原教会を会場として、奏楽者のためのリードオルガンレッスンがありました。ゲスト講師は金沢教会オルガニストの黒瀬恵先生(武蔵野音楽大学オルガン科卒)で、北西地区教育委員会の主催でした。
青森松原教会でオルガン伴奏の奉仕をしていて私が親しくさせていただいている方が、弘前西教会のレッスンも見学したいとおっしゃいました。まだ出会ったことのないオルガン伴奏の方の音色を聴いてみたいのだそうです。そこで私は運転手として弘前までお供することにし、リードオルガンレッスンも見学させていただくことにしました。弘前や五所川原から3人の方が集まり、それぞれが普段演奏する中で黒瀬先生に聞いてみたいことなど実際にオルガンを弾きながら教わっていました。
翌25日(日)は青森松原教会で礼拝後、黒瀬先生のミニコンサートがありました。その後14時からレッスンがありました。
ミニコンサートはとても素晴らしくいつも聞いているオルガンの音色とは思えないほど美しいものでした。リードオルガンは弾く人によって様々だなぁと感じました。勿論普段当教会のオルガニストの方々も美しい音色を奏でていらっしゃいます。
ミニコンサートの中で黒瀬先生は証しもなさいました。心に残っている言葉としては、「自分の楽器の特徴をよく理解した上で演奏したほうがいい」ということでした。これは人生の中でいろいろな場面にも言えるなぁと思いました。
一番驚いたのは海外留学をなさり国内でも華麗な経歴を重ねていらっしゃる黒瀬先生が、少しもおごらず、謙虚でごく普通の教会員だったことです。長年自分と同じ教会で一緒に礼拝を捧げている人のような親しみを感じました。
また6月29日(木)の19時からは弘前学院大学宗教部の楊尚眞(ヤン・サンジン)先生から依頼があったビューティフルマインド音楽団(韓国のクリスチャン演奏グループ)の演奏会が当教会でありました。9人のグループで皆さんそれぞれその楽器の先生として大学で教えているそうです。宗教曲やヨーロッパ歌曲・民謡、日本の民謡や韓国の民族音楽など多彩な音楽を聴くことができました。中国の胡弓みたいな楽器や琴のような楽器も使い、民族衣装を着た女性おふたりが合奏され、とても綺麗でした。男女のオペラ歌手の方もいらっしゃりいいお声でした。脳性麻痺のピアニストの方の『月光』も非常に美しかったです。
そして7月8日(土)には「ゴスペルの夕べ」があり素敵なコーラスの歌が終わった後、コリアンナイトとして近隣教会の韓国出身の方をゲスト講師として皆で冷麺・チヂミ・もやしのナムル等を作り、食べました。また本格的な流し素麺もしました。子どものみならず大人も楽しんでいましたよ。
素敵な音楽に包まれた日々を過ごすことができて嬉しかったです。
(M.T.)