青森松原教会ホームページ

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10月

そのみ手に・・・

リルケの形象詩集から詩を一編ご紹介します。

      秋
木の葉 落つ。 遠くより散る来るごとく、
み空の園の枯れしごとくに、
はらはらと舞い落ちきたる。

小夜ふかく なべて星より
重き土 寂寥に向いて落つ。

われらみな落つ。 これの手もまた落つ。
見よ、他のものを。なべてのものに落下あり。

されど、一人のひとありて、この落下を、
かぎりなく やさしく そのみ手に支えたまう。

(星野慎一訳 絶版の岩波文庫から) (ペンネームすぬこ こと S.K)

バリデーションのテクニック4「極端な表現を使う(最悪、最善の事態を想像させる)」

このテクニックは、認知症の人の不平や不満をもっとも極端な例を示してたずねることを意味します。最悪の事態を考えることによって、認知症の人は、さらに自分の気持ちを表現します。そしてそれによって、苦しみから抜け出す道を見つけることができます。
 たとえば、「この食事は食べられたものではない。」と不満を言っている認知症の人に対して、「この食事はあなたが今まで食べたなかで一番美味しくないですか。」と聞きます。介護者は、この人が入れ歯が合っていないことに対する不満を表していることを知っています。そして、この人は、自分の怒りの気持ちを聞いてくれる誰かを必要としているのです。食べ物に対する不満から怒りを発散させることで、介護者は認知症の人の心配事をやわらげる手助けをすることができるのです。

 以上、今回は「極端な表現を使う(最悪、最善の事態を想像させる)」につい
てお伝えしました。急に寒くなってきましたね。お身体ご自愛ください。
                               (Y・K)

 

2022年10月9日 説教録音

説教題「キリスト教的な死の理解」 説教者 半澤 洋一 牧師
聖書 詩編34編12-23節 テサロニケの信徒への手紙一 4章13-18節
讃美歌21 385番