青森松原教会ホームページ

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能登半島地震の被災教会の報告を聞いて

 2024年の12月は大雪でした。2025年の1月もまだ続いています。豪雪対策本部ができたのは2013年以来だそうです。知事も「これほど雪が多いともはや、災害です。」とおっしゃいました。早く体制を整えて一斉除排雪作業をしてもらいたい気持ちです。暖かい季節に「線状降水帯」という言葉がよく使われましたが今の青森は「線状降雪帯」に襲われています。例年であれば寒気の後には暖気がやってきてある程度雪は溶けるのに、この冬はどんどん積るばかりです。例年の3倍だそうです。いま降っている雪が夏の稲作やその他の農作業の豊富な水資源になると思って耐えるしかありません。

 1月10日・11日くらいにやっと晴れ間がみえて、暖かさを感じることができました。
私は冬至がくると希望を持ちます。12月は日が短くなって暗くなるのが早くなる季節ですが、冬至がくると一日一日、明るい時間が長くなるのを感じることができるからです。
1月8日(水)は10時30分から新年祈祷会がありました。能登半島大地震があってから1年がたったということで、現状をまとめた日本基督教団中部教区の資料の写しを読み、地震にあった教会の報告を知ることができました。今の池田慎平牧師は直前に三重県の津示路教会に派遣されていたので、能登半島大地震の時にはおばあさんの家に帰省していたそうですが地震を感じたそうですし、青森県津軽地域のわたしたちよりは身近に感じているみたいでした。私はそれまでも能登半島地震のニュースや特集された番組をみたりしました。でもいまひとつ資料のなかの一枚といった感じでしたが、あの地震の近くにいて被災地の教会の牧師たちとも何度も会ったことのある人の話が聞けてとても良かったです。

チベット自治区で大地震がおきたり、ハリウッドの近くで山火事が大きくなったり、ソウルやアメリカの方でも普段雪が降らない地方で降ったりと2025年もまだ1月だというのに大変です。
 “ アブラハムは、行く先を知らずに出て行きました。” (ヘブライ11:8)
輪島教会の新藤豪(つよし)牧師は祈りのためのメッセージの中でこの聖書箇所をあげていました。
“人間的な知恵、思いよりも、今はわからなくても、主の力と助けは、まちがいなくあります。主の御心を本気で信じ信頼する、そういう歩みでありたいと思います。”

 とメッセージの最後を結ばれています。
 私もそういう信頼をもちたいと思いました。          (M.T)

2025年1月5日 説教録音

説教題「見えない希望に生きる」 説教者 池田 慎平 牧師
聖書 創世記12章1-4節 ローマの信徒への手紙4章18節、5章1-5節
讃美歌21 510番 主よ、終わりまで

静かな朝の雪かき

今年の青森は数年ぶりに大雪です。地球温暖化で青森周辺の海の海水温も高くなっているので、水蒸気が多く、そこに寒気が来ると大雪になるのです。今年は12月からと大雪が早いのは地球温暖化による海水温上昇の影響です。

早朝、夜明け前から雪かきをします。非力なので雪を掻き揚げることはできず、深く積もった新雪に、スノーダンプを突っ込んですくい、裏庭までのろのろ運んで、裏庭に運んで踏み固めるので、ものすごく時間がかかります。54年版の讃美歌94「ひさしくまちにし」を歌いながら、ひとり、のんびり雪かきします。(まだ、ご近所は寝ている時間なのでマイペースでできるのがいいのです。)

裏庭の先に、よその所有地で人が住んでいないそこそこ広い土地があり、雪原と林があるのですが、夜が明けて、空が薄紅色に染まり始めると、林の白い雪の枝を透かして美しく、さらに朝日が斜めに射してくると、一層神々しく綺麗です。そんな時は、童話「ナルニア国物語 ライオンと魔女」のルーシーが隠れた衣装ダンスの奥の先に雪の林があってナルニア国に迷い込んでしまった場面を思い出します。静かに雪が降っていて、朝日の弱い日でも、なにかしら仄明るくなって、やはり綺麗です。ですから、静かな朝にひとりで雪かきできるのは幸いです。
青森の雪は朝雪かきして、午前雪かきして、午後雪かきして・・・と際限もなく続き、翌朝また積もっているのです。うんざりするところもあるのですが、まあ元気を出して、日々雪かきに励みましょう。   (すぬこ こと S.K.)

2024年12月29日 説教録音

説教題「わたしはこの目であなたの救いを見た」 説教者 池田 慎平 牧師
聖書 ルカによる福音書2章22-40節
讃美歌21 262番 聞け、天使の歌