青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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09月

「いること」の大切さ

今、牧野富太郎博士の番組がいろいろ放送されています。雑草という名の草はない、どんな草にも名前がある。その草だけの個性があって、かけがえがないのだと。
2023/9/18,19奥羽教区婦人会連合の集いに参加して、花巻教会の鈴木道也牧師の講演「空の鳥、野の花を見てごらん~「いること」の大切さ」においても、同じように、かけがえのないことを教えて頂きました。
私たちは人と自分を比べ、人のマネをして、かけがえのない自分を損なったりするけれど。この世のありとあらゆるものは、すべて自分としての形や性質をもっていて、それぞれに尊い。その「いること」がなににもましてすばらしいのだと。
とても、肯定できない、嫌いな人に対して、どうしたらいいですか?という質問には、好きになることはできなくても、その人を大切にしようとしていきたいと答えていました。
自殺に向かいそうな子供には「きみは大切だよ」「かけがえのない存在だよ」と繰り返し語りかける(心から)ようにすると言っていました。
原点に帰らせてもらったと感想をのべた方がいました。私も、子どものようにすなおな気持ちで、この講演を味わいました。 (すぬこ こと S.K.)

2023年9月24日 説教録音

説教題「キリストの衣」 説教者 工藤 浩栄 伝道師
(藤崎教会牧師)(講壇交換)
聖書 ガラテヤの信徒への手紙3章23-29節
讃美歌21 484番

バリデーションのテクニック6「思い出話をする」

このテクニックは、過去をたずねることによって、認知症の人が現在失ってしまったものを、過去に用いていた方法を利用して取り戻すことができます。高齢になると、困難に対処する新しい技術を身につけることが難しくなります。しかし、介護者は、認知症の人がストレスをコントロールするために、昔使っていた方法を取り戻す手伝いができます。「いつも」という言葉を使うことによって、昔の記憶を思い出すきっかけをつくります。
 たとえば、「まだあなたのご主人が生きていた頃でも、いつも寝つきが悪かったのですか。」と聞きます。介護者は、本人がとうに忘れてしまった問題の対処方法を昔の記憶から引き出す手助けをすることができます。

前回のテクニック5「反対のことを想像する」と今回のテクニック6「思い出話をする」は、よく一緒に使用されます。1つのテクニックを次のテクニックにつなげることで、認知症の人がストレスに打ち勝つために、昔よく使っていた方法を思い出す手伝いができるのです。

 以上、今回は「思い出話をする」についてお伝えしました。今年の夏は暑くて大変でしたね。少しずつ涼しくなって来ましたが、季節変わり目体調に気を付けてください。
(Y・K)

2023年9月3日 説教録音

説教題「愛の道を歩む」 説教者 岩住 賢 教師
(東奥義塾中学・高校 宗教主任)
聖書 コリントの信徒への手紙一 12章31b節 – 13章7節
讃美歌21 476番