このテクニックは、[日時、季節の混乱]そして[繰り返し動作]にいる認知症の人が、介護者が親密なアイコンタクトを通じて愛情を示してくれた時に、自分は愛されていて安心できると感じることにより、現実に戻る手助けをします。たとえ視力に障害をもっていても、介護者が精神を集中して、相手の目を心をこめて見つめていれば、それを感じることができます。
たとえば、いたわってくれる両親を探して徘徊している[日時、季節の混乱]にいる人が、介護者から愛情のこもった目で直接見つめられた時、徘徊をやめることがあります。この時、介護者はいたわってくれる両親のようになります。[日時、季節の混乱]にいる人は、安心と愛情を感じ、不安はやわらぎ、現実に戻ることがあります。
以上、今回は「真心をこめたアイコンタクトを保つ」についてお伝えしました。今年の夏も暑くなりそうですね。室温調節し、こまめに水分補給をしましょう。体調に気を付けてください。 (Y・K)
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