9月の第一月曜日は、アメリカの祝日、レイバーday。日本でいう勤労感謝の日のような日だそうです。お休みの日を利用して、ミシガンから3時間かけてシカゴを観光しました。田舎町ミシガンと、大都会シカゴ。そのコントラストがおもしろかったです。
マグニフィカント・マイル(魅惑の1マイル)と呼ばれる美しい街並みを眺めながら、20分ほど歩いて昼食会場のジョン・ハンコックビルへ。シカゴ1ではありませんが、指折りの高層ビルの95階から眺める景色と共に、おいしい昼食をいただきました♪
マグニフィカント・マイルとの差を楽しむために、帰りは裏通りを通ってシカゴ美術館へと向かいました。モネやピカソ、シャガール、レンブラントなど堪能しました。それにしてもシカゴ美術館は広い!2時間以上の時間を取っていたのですが、正直回りきれませんでした。
途中シカゴのチャイナタウンで軽めの夕食を済ませ、翌日の訪問先を考慮して、2時間かけてエルクハートへと移動し就寝しました。
5日目はシプシワナという街を観光しました。ここの滞在目的はアーミッシュ(キリスト教の宗派の一つで、歴史の中では異端扱いされ、迫害を受けたことも)と触れることでした。「アーミッシュの街、シプシワナ」と呼ばれるほどです。
徹底した平和主義と再洗礼主義がこの宗派の特徴。そして何より彼らの信仰に基づいて古い生活スタイルを続けていることで有名です。必要はすべて神から与えられると信じて、文明や機械に頼らない農業中心の生活をしています。いまだに街の中を馬車が、観光目的とかではなく、移動手段の一つとして普通に行き来しています。
アーミッシュ、メノナイト、フットライトの3宗派が協力して作った「メノ・ホフ(メノナイト博物館)」を訪ね、ボランティア案内人による丁寧な説明を受けながら、2時間以上ゆっくり見学しました。今まで教会史の学びの中で、ごく短く2-3行学んだ程度の物事の背景に、これほどの歴史が眠っていたのかと驚かされました。
写真の掲載は時間がかかるので、写真と続きはまた次回記します。必要は神から与えられると信じ、文明や機械に頼らず、農業中心の生活をしている彼ら。いまだに街の中を馬車が、移動手段の一つとして普通に行き来していました。