教会はいろんな人が集まります。老いも若きも、男の人も女の人も、障害のある人もない人も、強い人も弱い人も、いろんな人がいて、受け入れ合う神さまの家です。
パウロは「みな共にあって、全体の益になる」(Ⅰコリント12章)と言っています。神さまは私たちに、イエスさまを救い主と信じる信仰の賜物のほかにも賜物を与えてくださいました。
書道の得意な人、料理やお菓子作りが得意な人、音楽が得意な人、事務作業が得意な人、掃除洗濯が得意な人、絵を描くことが得意な人、お花を生けるのが得意な人、草花を愛する人、細やかな心配りができる人、篤い祈りをいつも捧げている人、人の話を聴くことが上手な人、明るく人を元気付ける人、等々たくさんの賜物があります。自分に与えられた賜物を知り、それを生かして人を助ける者になるようにと、パウロは教えています。
これらは、自分を誇るために用いることではなく、卑下することでもなく、どんな小さな賜物でも人を支え、人を助け、人を尊ぶため、人を活かすためのものです。神さまの憐れみによって救われた者にすぎない私たちに、神さまは大いに期待してくださいます。感謝して日々の教会生活を送りたいと思います。
(S)