青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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25日

佐藤初女先生をお招きして

昨日、佐藤初女先生をお招きしての特別伝道礼拝を行いました。ここまで著名な講師をお招きするのは、過去の資料を調べる限り、教会としては10数年ぶり(20年ぶりぐらいでしょうか)の事だと思います。どれぐらいの人数がご出席くださるのか、さっぱり予想できず、教会としても準備に苦労しました。「せっかくお招きしたのに、全然集まらなかったら先生に対して失礼じゃないか」、「来場者が多すぎて、会堂に入りきらなかった場合どうしたら良いのか」。まったく真逆の不安が混在していました。教会の長老会(役員会)でも協議を重ね、今回は地元紙への案内掲載は見送り(県内20万世帯が購読している新聞に掲載するのは増えすぎてしまう恐れがあるため)、チラシのポスティングを増やすことと、ホームページやフェイスブック等のインターネットを使った案内のみとしました。

様々な不安が渦巻く中迎えた当日でしたが、結果から言えばちょうど良い具合の盛会となりました。新来者23名を含む86名の礼拝出席者が与えられました。普段の礼拝が40名弱ですので、約50名の方がこの礼拝のために新たに集まってくださった事になります。改めて初女先生の発信力の強さを感じました。また、松原町会の役員の方々も、町会長をはじめとした多くの方がご参加くださいました。教会の働きが少しずつ松原の町に浸透しているのを感じています。新来者がお記しくださった住所を見ると、チラシを増やした地域の方も4-5名いらっしゃっており、チラシの効果を実感しました。

「出会いは未来をひらく」と題しまして、マルタとマリアの聖句からお話くださいました。先生の92年の御生涯を通し、得た確信からくる御言葉がお一人お一人の心に響きました。出会いは神様から与えられたもの。出会いがつながっていく。私たちに託されているのは、この与えられた良き出会いを、次の出会いにどう運んでいくかだ。

午後の昼食会では、先生を囲んでお食事をいただきながら、伺ったお話を共に分かち合いました。多くの初めての参加者が残ってくださり、良き交わりの時を与えられました。

私はこの日の集会を過ごしながら、「まさに先生のお言葉の通りだ」と感じていました。昨年7月に伺った「森のイスキアバスツアー」。そこで出会った方が、わずわざ東京から参加してくださり、またその方が青森市内のお知り合いを誘ってくださったのです。そしてお知り合いもまた、お知り合いを連れて来てくださり…。「出会いは未来をひらく」、「この与えられた出会いを、どう次の良き出会いに運んで行くか」。今回新たに出会いの結ばれた方々は、「次はイヴの礼拝に伺うわね」と仰って、帰っていかれました。先生との「出会い」が、森のイスキアでの「出会い」が、未来をひらいてくれたのです。

 

「来年も伺います。来年は私がおむすびを用意するわ。」

あまりに久しぶりの大きな集会で、不慣れであるために、音響設備の不備があったり、2階の昼食会場が暖まっていなかったり、様々な準備不足があったのですが、それにもかかわらず初女先生からありがたいお言葉をいただきました。来年、再び先生をお招きするのにふさわしい教会となれるよう、一つ一つ準備を進めてまいりたいと思います。

先生の尊いお働きと、準備にあたったすべての方に感謝して、ご報告申し上げます。

来年はこんな感じでおむすびを結んでくださるのかもしれません。

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