青森松原教会ホームページ

青森松原教会は125年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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08月

奥羽教区全体修養会に参加して

2016年8月1日から3日まで、秋田市のさとみ温泉で行われた全体修養会に行ってきました。秋田駅に降りるとそれだけで汗が流れてきました。講師は滝野川教会牧師・聖学院大学理事長である阿久戸光晴先生でした。1日目と2日目と講演を拝聴したり、オプションの秋田教会巡りをして1975年から1981年までの間に涙を101回流されたマリア像を見に行ったり、別コースの美術館巡りの方では竿灯祭りの実演を見たという話しを聞いて(それも体験したかったなあ」と思ったり。

オプションに参加しなかった人のためにはホテルに2つのワークショップが用意されていました。自殺予防の現場からの報告と性の多様性の問題(LGBT)を考える会でした。勿論、疲れたら自分の部屋で休んでいることも可能でした。

3日目、午前中だけの日程でしたし、講師の先生のお話といっても長くお話しなさらないのではと思いましたが違いました。パソコンを使って井深八重姉の生涯を描いた短い記録映画を上映しました。私が中学・高校時代によく親しんでいた遠藤周作の作品のひとつ「わたしが・棄てた・女」のヒロイン、ミツのモデルになった方です。1987年名門井深家に生まれた彼女は、英語も堪能な美しい女性に育ちました。大学も卒業し、あとは幸せな結婚をするだけとなったある日、首に赤い湿疹がいくつかできました。病院に行ったところ「ハンセン病の疑いあり。」と診断され、人生が一変します。御殿場にある神山(こうやま)復生病院に何もつげられず連れて行かれ、本名を奪われ新しい名前をつけられます。暗い絶望の淵の中にあった八重姉の心を神むけさせたのは医師も看護婦もいない中で懸命に手当てをするドイツ人のレゼ神父の姿でした。神父の愛誦の「空の空なり」(くうのくうなり)(文語訳聖書、コヘレト1章2節)それは「空(くう)であることもまた空(くう)である。それゆえその中で永遠に残るのは神の愛。」のちにハンセン病でなかったことがわかりますが、八重姉は看護師の資格を取り病院に帰り全てを捧げる人生を選びます。国際ナイチンゲール賞を受賞し、マザーテレサとも友人になりました。いつも飾らず、神に派遣された意味を常に考えていた生涯でした。最後の日の講演であるし、好きな作家の作品を思い出したので、一番印象に残りました。

新しいお話を聞いて考えるということは楽しいことです。遠くの修養会には行けないけれど、近かったらまた行きたいなと思いました。

(M)

わたしの8月

私はカナカナ蝉のあの澄んだ、綺麗な美しい声が嫌いです。

8月と言えば先ず終戦記念日が頭に浮かびますが、空襲で家を焼かれ、農家の物置を借りて両親と3人で住む事になりました。私は15歳でした。

牛と同居しており、丈の低い板囲いの上から牛がにゅーっと目の前に顔を出すので、慣れるまで大変でした。

無い無いづくしで、何にもない、学校も焼けたから行く所がない、唯、降るような「カナカナ」の声と、牛の動く物音だけ、本を読みたい、活字なら何でも良いと思いました。

それでも「はだか電球の明るさ」、座敷の方から聞こえるラジオの「リンゴの歌」のメロディーに心が弾みました。

でも、2ヶ月後に届いた兄の戦死の報せの悲しみは、消すことができません(26歳。好きな人も居たのに……)。

「いつまでも平和でありますように」と、祈るばかりです。

(C.K)

子どもの教会サマーキャンプ

8月5日(金)~6日(土)の一泊二日、子どもの教会では、サマーキャンプを行いました。この夏一番暑い二日間!と思うほどの暑さの中、たくさんの方のお支えにより、無事に過ごすことができました。感謝いたします。

今年は、市内にある三内丸山遺跡を見学して、教会に泊まりました。

一日目夜の「賛美と証しの会」、二日目朝の礼拝などの教会のキャンプらしいプログラム、就寝のお祈りなど折々のお祈りに触れ、普段の生活とは違う、神さまのお守りの中で生きているということを、子どもたちは感じてくれたでしょうか?少しでも感じ取ってくれたら、それは、子どもたちにとってはもちろん、私たち子どもの教会に携わる者にとって大きな恵みです。

お子さまを送り出してくださったご家庭に、感謝いたします。そして、すべてを守り導いてくださった神さまに、感謝いたします。

(S)

近くの公園で朝の礼拝_compressed

神は愛なり

母が元気で独居暮らしの頃の物語です。

大寒のある朝、黒トラの猫が庭のふとん干し場から家の中の母の姿をジーッと見ているので、気になって庭に下りて猫の所に近づくと、首から何か書いたものがぶらぶら揺れて困っている様だったのです。

その名札には、

「メッセージ、私は老人ホームに行きますのでこの子を連れて行くことが出来ません。どなたか心やさしい方にお願い。この子の新しい飼い主になって下さい。名前は熊吉・メス猫・不妊手術済みです。とても気だてのいい子です。」

と書いてありました。母は熊吉に向かって言ったのです。

「今朝から私があんたの主人よ、ひっかいたりしないで仲良く暮らそうね。」

ここでは熊吉だけど、公園の子供達は「タマー」って呼ぶし、魚屋さんへ行くと「熊子ー」って呼ばれていた。

皆に愛されて、これって神は愛なり、あなたをみなし子とはなさらない、か?

(Y.K.)