青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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11月

伝道礼拝メッセージより

青森松原教会では毎年春と秋に伝道礼拝や集会を持っていますが、今回は秋の伝道礼拝でのメッセージ(説教)の中で、私の心に残ったことをあげたいと思います。

説教題は「感謝の生活」でした。牧者(説教者)は、ご自身の入院の経験を通して多くの人達に支えられ、神からの恵みをいただき、生かされたことを体験された。礼拝を捧げることは神の恵みへの感謝である。自分の力で今まで生きてきたと思うのは傲慢ではないか。神と人の恵みに感謝することは、人を豊かにする、ということで2つの例話を話された。

1つ目には預言者ハバクク(旧約聖書)は、ハバクク書3章17節~19節において、いちじく、ぶどう、オリーブなどの田畑の食物の不作、そして羊、牛の畜産物が断たれた。しかしハバスクは、これらが手に入らなくても「神(主)によって喜び、感謝して踊る」と記し、「信仰者は暗い現実の中にあっても神を信頼し喜ぶことができる」と歌いあげている。

2つ目には「ある出征兵士の思い通りにいかなかった人生」について。彼は出征する時病気にならないようにと健康を、経済的に困らないようにとも神に願ったが、病気になり、貧乏になった。しかし、そのことによって「自分が求めていたものは与えられなかったが、神は別の必要を満たして下さった。神を必要とする者として下さった」ということで、神に心から感謝をささげた。

以上の2つの例話を聞き、感じたことは、現実に求めたものが手に入らなくても、困難の中にあっても神を否定したりなどせずに、むしろ神を信頼し、希望を神に託していく一途な信仰者としての強い姿でした。

自分は必死に祈りを求めても与えられなかった時にどのような態度をとるだろうかと考えてしまいました。そのような時にはきっと、自分だったら神を恨み、その存在を否定してしまうのではないかと思いますが、上記の両者は恨まずにむしろ感謝した。

この事は信仰的に弱い自分にとって驚きの結果で、今後の貴重な道標となりました。この良いチャンスを与えて下さった神に心から感謝したいと思いました。

(E)

召天者記念礼拝

11月第1日曜日は「聖徒の日」として、先に天へ召された方々を思い、礼拝を捧げます。礼拝堂には、召天された方々の写真が掲げられ、いつもとは違う雰囲気が感じられました。

礼拝後の愛餐会では、遺族の方々、親しくされていた方々などから懐かしいエピソードや思い出話などが語られました。私がお話を聞きながら一番感じたのは、悲しみというよりは「温かさ」でした。その方がここにいないことを悲しむのではなく、ここにいたときにはどんな方だったのか、どんなことをして下さったのかについて多く語られました。召天者の方々のことは、私はほとんど知りません。それでも、その方々の存在を感じることができる温かい会でした。

愛餐会後は、月見野霊園教会墓地で墓前礼拝が行われました。礼拝の中で、今年9月に召天された方の納骨式も行われました。このような場に立ち会えたのは、求道者の私にとっては初めてのことです。

私の周りでは、代々引き継がれてきたお墓をこれからどう守っていくか、守っていけるのかと心配している方が多くいらっしゃいます。今は、親と子が別々に離れて暮らすのが珍しくない時代ですので、このような心配、悩みはごく自然なことです。でも、この教会のお墓はこれからもずっと教会の方々によって守られ、いつまでも多くの方々によって祈られていきます。「安住の地というものがあるなら、このようなところかなあ・・・。それって、すごいことかも・・・。」

そんなことを考えながら、静かな穏やかな気持ちで、お墓を後にしました。

(YN)

にんじんジャム作りと「伝える」ということ

子どもの教会で種から育てたにんじんをジャムにしました。無農薬でレモンを加えた、とても優しい味に仕上がりました。180gで400円です。教会で売っています。いかがですか?

種まきには参加しましたが、途中の水やりや草取りには全然行っていませんでしたので気になっていたのですが、「手伝ってもらえませんか」と誘われたので、ジャム作りに参加しました。時間はかかりましたが楽しく作ることができました。

来年度は畑を指導している中心人物が一年間教会を休むそうなので、休耕となります。それは知らなかったのですが、休む前のにんじんジャム作りに参加できて良かったです。

 

話は変わりますが、10月の伝道集会で記録係になりました。午前の礼拝の説教と午後の教育講演会の両方で、それぞれ29字詰めで13行の割り当てです。377字内におさめなければいけません。教会の機関紙「おとずれ」に書くのです。

今年度は東京女子大の前学長の眞田雅子先生をお迎えしました。とても考えさせられるお話でしたが、377字内に収めるためには言葉を削るしかなく、これで「おとずれ」を読んだ方に伝わるのかなと思いました。感想文ではなくあくまで記録することなのですが、書き方が難しいと思いました。

(M)