青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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29日

10月は青森松原教会の創立記念の月です

夏になるとエアコンの室外機から流れ出る水が庭のコンクリートのところに少したまります。植物に水をやってもそうです。その水を雀が飲みに来ます。今年は特に暑いせいかよくみかけました。私の(夏になったなぁ)と感じる歳時記みたいなものです。秋になったなぁと感じるのは、雄のシェルティ犬のバロンが居間の肘掛のある椅子に飛び乗る時でした。何故か春と夏にはやりません。秋と冬にのみ飛び乗り顔を肘掛のところに置くのです。今年(2018年)の2月に亡くなったのでもう見ることはできません。

 残ったシェルティの雌犬・サリーも左の後ろ足を骨折しました。骨粗しょう症だったのですがとうとうやってしまったのです。10月26日(金)でした。若い犬なら足を切っても残りの足で生活できるし、車いすもあります。しかし13歳と9か月という高齢犬なので、手術で悪いところを取っても体力を奪うだけになるかも知れず、積極的な治療はできませんと獣医さんから言われました。人間でいうと80歳~95歳位です。確かに大きな手術をさせるのは無理な話でしょう。今はただ、サリーが痛くないようにと安静にするのみです。

 10月27日(土)20時03分、サリーは亡くなりました。家族で看取ることができたのがせめてもの心の慰めです。

 10月は青森松原教会の創立記念の月です。127周年になりました。その記念礼拝は半澤牧師によって旧約聖書の「創世記」12章1~9節と新約聖書の「ヘブライ人への手紙」11章13~16節をもちいて『信仰を抱いて死んだ先達に続こう』と題されて説教が捧げられました。

「誰の人生にも原点となるものがある。それは言葉だったり、人だったり、本だったりする。原点はそこに立ち返り思いを新たにするところである。信仰にも原点があり、教会にも原点がある。今日は教会が生れた日である。ヘブライ書11章は信仰者列伝である。おもに旧約聖書に書いてある人がでてくる。(中略)青森にきた宣教師たちは遣わされた地に自分の骨を埋める覚悟でやってきた。神に召しだされたからである。「天の故郷」に帰るために地上の故郷は捨て去るのだ。(中略)しかし、地上の縁をすべて切るのではない。ある牧師の遺言説教に出てきた。ヨハネによる福音書20章30~31節「このほかにも、イエスは弟子の前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物には書かれていない。これらのことが書かれたのは、イエスが神の子メシヤであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである」

 神の教えを広めるために伝道に命をかける、ということなのでしょう。浅学の身ですので、説教を聞いてもよく理解できていないとは思うものの、心に残る説教でした。(M.T.)