青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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〒030-0813 青森市松原1-16-27

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電子ピアノ

教会の伝道の可能性を広げるために、ヤマハの電子ピアノを購入しました。会堂2階のホールにアップライトピアノはあるのですが、せっかく素晴らしい礼拝堂があるのだから、そこを会場に演奏会を行いたいと、赴任以来考えていました。昨年も様々な演奏会へと足を運び、演奏後に楽屋まで赴き、演奏者と名刺交換をし、教会での演奏会の可能性を打診し続けてまいりました。乗り越えなければならない一つの課題が、「礼拝堂にリードオルガン(足踏み)しかない事」でありました。

約半年間、ヤマハや大型電気店等、10軒以上歩き回り、様々な電子ピアノ(おもちゃのような「キーボード」ではなく、88鍵盤を有したもの)を試弾してまいりました。青森県内では目当てのものは見つかりませんでした。東京出張時や帰省時にも何軒も回りました。教会の財政状況もあり、何とか安価かつよりピアノのタッチと音色に近いものを探し回り、ようやく3万円台ながら、ある程度納得できるものに出会えました!

早速6月9日(日)の演奏会で用いましたが、評判は上々でした。神によって与えられた讃美の器を用い、これからも教会の伝道の業を前進させてまいりたいと思います。

 

電子ピアノ

ストーブカバー

昨年度、礼拝堂暖房機の更新を行いました。設置から26年が経過し、もう交換部品もなく、次に故障したら使えなくと言われてから数年…。礼拝堂と廊下の一部を温めるセントラルヒーティング方式でしたが、毎年莫大な光熱費がかかっていました。それを各室暖房に切り替えただけで、年間約20万円の光熱費削減につながりました。300万円を超えると言われていた更新費用も、4分の1程度で済みました。

新しい暖房機を設置する際、業者から「機械の一番の敵は『ほこり』です」と伺いました。そこで婦人会に依頼して、暖房機を覆うストーブカバーを作っていただく事にしました。

最初は極力婦人たちへご負担をかけないようにと、「既製品の簡易なカバーか、適当な布を買ってきてかけておくだけで良いですので…」とお願いしたのですが、「先生、ここは礼拝堂ですよ。見栄えも大事です!」と一蹴されてしまいました。どちらが牧師だかわかりませんね。(^^;)

あまりお金もかけられない中、ほこりがつきにくいレースカーテン素材の布を献品くださる婦人がいて、縫いにくいその素材を、あっという間に素敵なストーブカバーへと完成させてしまう婦人がいて、わずか数週間、費用0円で完成してしまいました。

朝晩、急に冷え込む事もあるので、時期を見計らっていたのですが、そろそろ良いでしょう。たくさんの「愛」の詰まったカバーの出番です。新しい暖房機も、カバーも、愛するこの会堂も、感謝をもって大切に用いてまいりたいと思います。

 

たくさんの愛と奉仕の詰まったストーブカバー

天の恵み

ただいま午後10時過ぎ。会堂の事務室で、事務作業を続けています。必要な資料を会堂裏の住居(牧師館)に取りに行った所、建物と建物の間にある車庫の車の上に見慣れぬ物体が・・・。いたずらか?と思い、見てみると、まだ少し温かい煮物でした。

おそらく、いつもお世話になっている隣家のお母さんが作ってくださったものです(間違っていたらごめんない!)。昨年引っ越して来てすぐに挨拶へ伺ったのですが、それぞれ働いている時間帯が異なるもので、挨拶以来なかなか顔を合わせることがありませんでした。けれども、互いに助け合わなければ越すことのできない青森の冬、日々の雪片付け以来、単身者の私を気遣い、しばしば隣家からおかずが届けられるようになりました。この容れ物、このお味は、隣家のお母さんに間違いないと思います!直接御礼を申し上げられず、申し訳ない事をしました。

雪片付けは本当に苦労しますが、こうして冬の度に人と人との交わりが広まって行くのが嬉しいです。すべては天の恵み。感謝していただきます。

草刈り

この時期になりますと、さすがの北東北、青森でも雑草が伸びてまいります。就任一年目だった昨年も、もちろん何度かは草刈りをしましたが、25台分の教会駐車場に、会堂正面、牧師館裏と敷地が広いために、雑草が伸びているのを感じつつも、正直手が回り切りませんでした。昨年は見かねた求道者の方が、一度会堂正面の植え込みをすべてキレイに整えてくださった事がありました。大変ありがたかったですが、私は教会の牧師として申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

一年が経過し、青森の冬を経験した事は、私にとってとても大きかったです。雪が降れば毎日数時間は「雪片付け」に追われていた訳で、「どこにそんな時間があったのだろう?」と不思議に思いつつも、「雪がなくなれば、もっと伝道や牧会に力を注げる!」と、冬の最中に確信を深めました。

今は1~2週間に一度は、土曜日に2時間かけて草刈りを行っています。「何もわざわざ主日の準備で忙しい土曜日にやらなくても」とは思いますが、やはり日曜日にもっとも整った形で礼拝者をお迎えするには、土曜日に行うのが一番だと思うのです。そして、冬の経験が私を強くしています!毎日数時間の雪片付けをする事を考えたらこれぐらい!

訪問聖餐式

訪問聖餐式用ケース

昨日、今日と長期欠席者をお訪ねして、ペンテコステを覚えての訪問聖餐式を行ってまいりました。お訪ねしたある教会員は、ご自身夫妻がしばらく礼拝に出席できていない事を心配され、「先生、私たちはまだ教会員として籍が置かれているのでしょうか」と仰いました。私は、「○○さん、どうぞ心配なさらないでください。○○さんたちが私たちの教会の大切な教会員である事に変わりはありません。だから今日、こうして訪問聖餐式に伺ったのですよ」と伝えました。涙の中での聖餐式となりました。「主のからだのえだである自覚がいよいよ深くなり」。式文、感謝祈祷の一文が深く胸に刻まれた一日となりました。

恵みのひと時となりましたが、一方で私たち教会が日々祈りに覚え、アプローチを続けていても、ご家庭の事情等、様々な事情により訪問聖餐の適わない方もおられます。キリストのからだなる教会に連なる一枝一枝を覚え、主の御守りと御導きを、祈り続けてまいりたいと思います。

10年来の…

今年度青森松原教会では、10年来の懸案であった屋上防水層の補修工事を行う予定でおります。けれども莫大な費用がかかるために、教会の力だけでは到底行えるわけもなく…。今週の奥羽教区総会に先立って行われました教区の常置委員会において、教会が祈りをもって申請しておりました支援の申し出が可決されたとの連絡をいただきました。10年来の課題がようやく動き出します。神によってこの地に建てられた教会が、神の栄光を現す器として、これからもますます福音宣教の業に用いられますよう祈ります。教区のご支援を心より感謝いたします。

青森松原教会が変わる!

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ペンテコステ(聖霊降臨日)礼拝がささげられた5月19日(日)の午後、今年度最初の教会信交会を行いました。①年配者への対応、②新来者の迎え方、③年二回の教会総会についての三点をテーマに、二時間にわたって貴重な学びと交わりの時を過ごしました。①はケアマネージャーとして奉職されている教会員が、お忙しい中にもかかわらず、講師としてのご奉仕を担当してくださいました。心より感謝いたします。年配者の礼拝出席者が増える中、安心・安全に出席者が礼拝へ集中できるための重要な学びとなりました。

信交会において特にお伝えしたいのは、②であります。学びを通し、教会が大きく変わりました!信徒と牧師の発題に続き、活発な意見交換がなされ、そこから一つの動きが生まれました。これまで、礼拝が終わるとそれぞれの集会や奉仕など、三々五々散っていた青森松原教会。新来者や求道者、他教会員らは、捨て置かれていました。信交会の学びと意見交換を通し、礼拝堂後方にお茶飲みスペースを設置し(廊下は寒い、和室等は教会の一番奥にあるため移動してまで参加する者があるかという点を考慮などから)、礼拝直後20分間はすべての奉仕に先んじて、教会全体でお茶の時間を共にする事を決めました。これは私(牧師)が青森へ赴任する前に一年間過ごし、大きな恵みをいただいた上尾合同教会の営みを真似たものです。

「礼拝堂で飲食するなんて」という声もあるかもしれません。賛否両論ある事でしょう。けれども、拡大や縮小など移行期にある教会ではよく見る光景だと思うのです。私の母教会でも、旧会堂では会員増加に伴い集会室では参加者が入りきらなくなり、愛餐会は礼拝直後に会堂のイスを動かし、テーブルを運び入れて行っていました。また近隣の小さな教会でも、クリスマス等の多くの人が集まる際の愛餐会は、礼拝堂に机を運び入れて行っています。青森松原教会は、100名が座れる礼拝堂にもかかわらず、毎週40名前後の出席者で礼拝を守っています。バラバラに座り、少し寂しい雰囲気です。後方30席分がお茶飲みスペースに変わる事で、礼拝の一体感が増し、新たな交わりが生まれ、相乗効果もあるのではないかと期待しています。

牧師として何より嬉しかったのは、学びと交わりが、単なる「絵に描いた餅」、「夢物語」で終わるのではなく、「いつやるの?今でしょ!」(笑)とでも言わんばかりに、信交会直後にみんながイスを動かし、二階からテーブルを下ろし、まるでこのために最初から用意されていたかのようなテーブルクロスを婦人たちがセットし、お茶のみスペースの設置がその日の内に終えられた事です。早速来週から礼拝直後のお茶の会が始まります!

初代教会と同じように、教会に集うみんなの心が、聖霊によって熱く燃えているのを感じた一日となりました。聖霊に突き動かされた教会のこの新しい営みが、主によって祝され、導かれますよう祈念いたします。

土曜子ども集会(畑作業)

RIMG2009_compressed18日(土)にCS土曜子ども集会の拡大版として、畑に出かけ、ジャガイモの種植え作業を行ってまいりました。昨年の5名から倍増し、12名の子どもの参加者を得て、楽しく作業してまいりました。畑作業の後、裏の林を散策し、山菜取りを行いました。昨年はわらびがたくさん採れたのですが、今年はほとんど取れず、代わりに若竹がたくさん採れました。各家庭で煮物になった食卓に並んだでしょうか?それとも、お母さんたちから「余計な仕事を増やして!」と怒られなかったでしょうか?笑

散策の後、青空の下で先生たちが作ってくださった手作りのおにぎりを、お腹いっぱいいただきました。子どもたちの成長と共に、畑の野菜たちがすくすくと育ちますようお祈りしています。主の恵みを感謝して。

教会は生きている

本日の午後、教会員のあるご夫妻が教会駐車場の花壇を整備してくださいました。長年伸びたままとなっていたバラや、ラベンダーが見事に生き返りました。

誰に頼まれるでもなく、人の集まらない時間帯にそっと来て、教会の内外が様々に整えられていく…。以前奉仕した成長期にあった教会もまた、平日の活動や奉仕が活発であったことを思い返していました。

聖書は教会を、人間の「からだ」に譬えます。キリストをかしらとした「キリストのからだ」なる教会。手や足や口などの目立つ部位だけが「からだ」ではなく、目に見えない隠れた部位の働きが教会を支えます。また、一つひとつの部位の密接な結びつきこそが、「一つのからだなる教会」を形成します。このような目に見えない部分でのご奉仕、そして、実際の身体を用いた働きだけが奉仕ではなく、教会の種々の働きや、教会に連なる一枝一枝を覚えて祈られる祈りもまた、教会を一つに結ぶ大切な奉仕であります。

「教会は生きている」ことを改めて実感した一日となりました。皆様の祈りと奉仕を感謝いたします。

ホームページ効果?

本日の祈祷会に、初めての方がご出席くださいました。日曜日の礼拝に出席されている方以外の祈祷会への出席は、私が赴任してから1年が経過しましたが、まだ二人目です(最初の方は知人の奥様でした)。教会の看板を見て、祈祷会の存在を知ったとの事でしたが、帰り際に玄関までお見送りした際に、普段はインターネットを用いて教会やキリスト教の事をチェックしておられると伺いました。ひょっとしたら、早くもホームページ効果・・・??

妄想はこれぐらいにして、いずれにしても看板やホームページ、集会のチラシなど、一つひとつの伝道の業が主によって用いられる事を祈りつつ、これからも励んでまいりたいと思います。