青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

TEL:017-776-4800

 FAX:017-723-6809

〒030-0813 青森市松原1-16-27

近隣との交流

青森松原教会は、敷地が広いために表通り(会堂正面)と裏通り(牧師館)、それぞれの近隣とのお付き合いがあります。表通りは、左隣が県の森林組合、右隣がろうきんです。裏通りは一般のご家庭です。表通り、裏通りとも、雪の時期になりますと、朝から何度も雪片付けで顔を合わせますので、交流が深まります。

特に森林組合とは古くから様々な形で協力関係を続けてまいりました。平日の活動が多い森林組合と、日曜・休日の活動が多い教会。ちょうどうまく、相互の活動を助け合う事ができています。

平日、教会の駐車場をご利用いただく代わりに、バザーや伝道礼拝、クリスマス等、教会への来場者が多い場合は、逆に森林組合の駐車場をお借りします。また、教会駐車場をご利用いただく代わりに、雪の季節には毎日早朝から、大型除雪車によって駐車場の除排雪を行ってくださいます。本来はお休みで必要のない土曜日も、二週間に一度、教会のためだけに除雪車を動かしてくださいます。そして、雪が降る前には木々の雪囲いもしてくださいます。

本日もお願い事があり、朝から森林組合を訪ねてまいりました。いつも窓口対応してくださる参事さんは、「大澤先生になってから、教会との交わりがより深まった」と仰ってくださっています。本日も御好意で、森林組合が所有されている拡大印刷機をお借りして、伝道礼拝とクリスマスのA1版ポスターを印刷させていただきました。業者に頼めば、版下代だけで数千円取られるものを、無料で2種類2枚ずつ印刷してくださいました。

9月のバザーを通じ、ろうきんとの新しい交わりも生まれました(献納品をいただき、駐車場をお借りしました)。口座開設等、何かの形でお返ししてまいりたいと思います。

このような一つひとつの近隣との交わりが、新しい伝道の活力になると信じています。これからも地域に根ざし、地域に仕える伝道活動を続けてまいりたいと思います。

写真は印刷していただいた伝道礼拝のポスターです。

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教会の秋の諸行事

青森松原教会の秋は盛りだくさんです。諸行事の準備に追われています。10月19日(土)の「子どもの教会収穫祭(ニンジン、じゃがいもの収穫とカレー作り)」、10月27日(日)の「特別伝道礼拝(説教:弘前学院大学宗教主任+ハンドベルコンサート)」は無事に終わりました。後者には、新来者4名を含む56名の参加がありました。感謝です。

今週は11月の諸行事の準備に追われています。

・11月3日(日)召天者記念礼拝+記念愛餐会 → 墓前礼拝(教会墓地。青森戸山教会と合同)

・11月10日(日)収穫感謝合同礼拝(子どもの教会と合同) → 子どもの教会主催のコーヒータイム

・11月17日(日)特別伝道礼拝(説教:小友聡牧師〔東京神学大学教授〕) → 「神学に親しむ集い」

・11月24日(日)特別伝道礼拝(説教:佐藤初女氏〔森のイスキア主宰〕) → 昼食を共にしながら質疑応答

牧師は各行事の間に、教区の臨時総会や委員会による盛岡出張、地区信徒研修会(弘前)、地区教師会等が続き、さらにはクリスマスの準備も目白押しです。本日も数種類のチラシを作成・印刷し、発送作業にも追われ、数時間事務室にこもりっぱなしです。

一週間遅れで、ようやく佐藤初女先生から説教題が届いたので、3時間かけて急いで6,000枚(両面、計12,000枚)の印刷を済ませ、ポスティング業者に先ほど引き渡し、求道者や子どもの教会関係への発送も終えました。

これら一つひとつの教会の営みの裏に、多くの奉仕と祈りがある事を想います。すべての営みがさやかに神の栄光を現す道具として用いられますよう祈りつつ、備えたいと思います。

写真は、出来上がった佐藤初女先生のチラシと、先日「県民だより『あおもり』」8月号の表紙に掲載された先生の記事です。青森県を代表するお一人をお招きできる事を誇りに思います。

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ブログのコメント欄

教会ホームページのコメント欄に、最近やたらとスパムメール(お店の紹介など)が届くようになりました。開設当初は一週間に1-2件だったので、あまり気にしていなかったのですが、直近のわずか3日間で500件近いスパムメールがコメント欄に届きました。サーバー会社に相談しても、「個々に対応するか、コメント欄を閉じるしかない」との冷たい回答が返ってきました。今日は一日、この対応に追われていました。

せっかくのコメント欄は残したいので、ある特定のキーワードの付していないコメントを一括削除するよう設定いたしました。今後ブログ等にコメントいただく場合は、大変お手数でありますが「記事へのコメント」と、冒頭に付していただきますようよろしくお願いいたします。

『信徒の友』11月号

教団出版局から『信徒の友』11月号が届きました!そう、大船渡をお訪ねした、子どもの教会(CS)被災地訪問サマーキャンプの様子が記されている号です。

「全部で5ページほどの特集ですし、大船渡の復興の様子が記事の中心ですので、松原教会のCSキャンプには触れられても半ページぐらいかもしれません。」

取材前の担当者からのお言葉でした。ところがどうして!読んでみましたら、2ページ近く割いて松原教会のキャンプの様子が記されているではありませんか!子どもたちの写真もたくさん掲載されていました。

キャンプから戻りしばらくしてから、取材をご担当くださった記者の方が、取材時お父様を天に送られる間際であった事を知りました。キャンプからわずか10日後、記者のお父様は天に召されたそうです。そのような様子を微塵も感じさせず、常に笑顔で取材をご担当くださいました。彼女がどのようなお気持ちで被災地を取材されていたのだろうかと考えると、胸が締め付けられるようです。これぞまさにプロだと思いました。記事もとてもすばらしい内容となっています。ぜひご覧下さい。

改めまして、お迎えくださった大船渡教会、被災地の皆様、取材してくださった記者様、キャンプのために祈り送り出してくださった青森松原教会、そしてすべてを守り導いてくださった神様に心から感謝いたします。

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学区探検のその後

以前のブログで、近隣小学校による学区探検の様子を記しました。先週その小学校から、お礼のお手紙と子どもたちの感想文が届きました。教会の掲示板に貼っています。いくつか子どもたちの感想を紹介したいと思います。

「本当にそうなるように おいのりのさいごに アーメンと言いました。 おいのりをすると なんだかうれしい気もちに なりました。」

「イエスさまは、わたしたちを すくってくれました。 むかしは 十じかは ひとをころす どうぐで、 わるいことをしたら 十じかにかからないといけないのに、 イエスさまがわたしたちのかわりに 十じかにかかって しんでくれました。 『イエスさま、ありがとう。』」

学区探検に参加した2年生の児童は、一度も子どもの教会の礼拝にも、子ども集会にも参加したことのない子どもたちでした。たった1回、質問に答える形での牧師の話は30分。けれども子どもたちの心に、しっかりとお祈りと十字架の意味が刻まれている事に大変驚かされました。

「若き日に、あなたの造り主を覚えよ。」聖書の言葉が改めて頭の中に響き渡りました。昨日行われた小学校内の学区探検発表会へ、CS教師数名に出席していただきました(牧師は地区の教師会があったため欠席)。再びそのお礼に、担任の先生と児童1名が先ほど教会を訪ねてくださいました。これからもこのような一つひとつの地域との交わりを通して、子どもたちの心にイエスさまの愛が届くことを願いつつ、仕えてまいりたいと思います。

写真は教会掲示板の子どもたちの感想文です。絵日記風に書いてくれました。

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地区講壇交換

青森松原教会は、日本基督教団の奥羽教区(秋田県、岩手県、青森県)内の、北西地区(青森県の西側)に所属しています。地区内には10の教会と3つの伝道所があります。毎年秋に「講壇交換」が行われ、それぞれの教会の牧師が、本務教会を離れ、別の教会へと遣わされ、主日の説教奉仕を行います。

奥羽教区は、必ず地区ごとの全教会・全伝道所で講壇交換が行われている数少ない教区だと伺いました。互いの教会を知る良い機会でありますし、それぞれの教会員も地区内の牧師がどういう方を知る良い機会になります。「教区の教会性」、「一つなる教会」を大切にする奥羽教区を支えている、重要な働きだと思います。

昨日は木造教会との講壇交換でした。それぞれの地にある教会がますますキリストの福音を宣べ伝える器として用いられますよう、祈りつつ、主に在る交わりを深め、一つなる教会として歩んでまいりたいと思います。

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教会バザー報告

2013年9月23日(月・祝)。快晴の中、教会バザーを行う事ができました。

今年度は牧師自らが「バザー委員長」となり、様々な新しい取り組みを行ってまいりました。バザー会場の縮小(教会員や奉仕者の減少に合わせ)、安全性を考えた駐車場所の変更、広報の充実(地元新聞、チラシ配布枚数3倍、インターネットの活用、のぼりの設置等)、関係業者・金融機関への協力要請(献納品や来場呼びかけ、駐車場借用等)、スタッフの充実(子どもの教会の高学年の生徒にも手伝いを依頼)、スタッフTシャツの作成など…。結果は以下の通りでした。

2012年度 スタッフ40名、教会外来場者120名、計160名
→ 2013年度 スタッフ50名(子ども3名含む)、教会外来場者数225名、計275名

教会外の来場者数は例年のほぼ倍。100名以上の増加となりました。スタッフTシャツ作成や広報の充実等、支出の増加から、益金の大幅な減少も予想されましたが、皆さまのご協力により、昨年を上回る結果が与えられ、予定通り松原町会への寄付や、東日本大震災被災地への支援を行う事も可能となりました。

会場や販売方法の変更、また広報充実の効果がまったく読めない(どれぐらいの数を用意したら良いのか)中、準備に際し、教会員の中には正直混乱もありました。けれどもすべてが守られ、当日は大きな混乱や事故もなくバザーを無事に終える事ができました。このバザーのために献げられた、教会員をはじめとした多くのご奉仕を、牧師として誇りに思います。

特に、バザーに合わせ毎年東京から学生たちが応援に駆けつけてくださいます。彼らの支えなしに、松原教会のバザーは成り立ちません。また、今回のバザーは例年以上に教会内外の多くのお支えによって開催する事ができました。本日は各所へのお礼回りや礼状準備に追われました。ただただ感謝するばかりです。これからも地域との連携、関係各所との交わりを深めつつ、この地に建てられたキリストの教会を通し、福音が一人でも多くの方に届きますよう祈り、仕えてまいりたいと思います。

心からの感謝をもって、ここにご報告申し上げます。

画像はバザー開始前に並ぶ40人以上の来場者たちです。初めての光景でした。

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バザー準備(その3)

今日も朝から婦人たちが集まり、バザーに向けた献納品の最後の値付けをしてくださいました。例年の倍以上の品物が揃ったそうです。掘り出し物いっぱいのようです!着々とバザーへの準備が進んでおります。

バザー委員長 兼 クレープ売場責任者の牧師は、昼からずっとクレープの材料を探してお店を転々としていました。生クリームを探して歩いているのですが見つかりません。お菓子専門の卸問屋、業務用スーパー2件、その他大手スーパー3件回りましたが見つかりません。ちなみに「生クリーム」と植物性の混じった「フレッシュ」とは別物です。また、冷凍などの「ホイップクリーム」とも別物です。洋食店、洋菓子屋などで使用しているN乳業や、T乳業などの生クリームがベストなのですが、青森市内では取扱店が見つかりませんでした。

仕方ないので、使用した事のない冷凍ホイップを買ってきて、これから試作です。あとは、不本意ですがフレッシュを泡立て、混ぜながら使うかなと思っています。チョコレートにもこだわって、ハーシーズのチョコシロップを買ってきました。あとは、オリジナルの山梨県産白桃ジャムや、山梨県産巨峰ジャムを使用する予定です。せっかくなら、安かろうまずかろうではなく、皆さんが「また来年も食べたい!」と思うような、おいしいものを提供したいと考えております!

教会の厨房に一人こもり、これから試し作りです。「生地」を寝かせている間に、投稿「記事」を書きました。笑

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学区探検

毎年秋になると、近隣小学校の2年生が青森松原教会へ学区探検に訪れます。地域にある企業等が、どのような働きをしているのかを子どもたちが知るための試みのようです。

「教会はどのようなお仕事をしているの?」

「なぜ教会には十字架がついているの?」

「教会の鐘は、どういう時になるの?」

なかなか本質を突く質問が寄せられます。子どもたちにもわかる言葉で、丁寧に説明するのはなかなか難しいですね。鍛えられます。

例年は月曜日に行われていた学区探検でしたが、今年はなぜか水曜日、ちょうど祈祷会の時間帯に来る事になりました。最初は時間調整が難しく困ったなと思いましたが、よく考えたら実際に祈祷会の様子を見てもらえる良い機会だと気づきました。子どもたちの質問に答えた後、祈祷会の冒頭に参加していただき、その後子どもの教会スタッフに会堂内を案内していただきました。

今年は5名の児童の参加でした。過去には学区探検の児童の中から、子どもの教会につながった子もいます。地域との交わりがいよいよ深められ、神様の愛が一人でも多くの子どもたちに届きますよう、祈りつつ奉仕に励みたいと思います。

今日もこの学区探検のために2名の子どもの教会スタッフが手伝ってくださいました。感謝です。

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大きな変化

先日、教会員から嬉しいメールをいただきました。最近子どもの教会に続けてご出席くださっている、アメリカ出身で青森に在住されている方(こちらの方と結婚され、小さなお子様が二人)や、その方をお迎えする教会の変化について記してくださっています。とても嬉しい内容でしたので、ご本人の許可を得た上で、プライバシーに配慮して少し手を加えて紹介させていただきます。

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彼は、先生が夏期休暇でご不在の時の主日礼拝にいらっしゃって、翌週から2回続けて、ご家族も連れて子供の教会に来てくださっています。昨年の春に彼が初めて教会へいらっしゃった時に、「何で誰も新来者に話しかけてくれないのだろう」と先生が嘆かれていたのを覚えていますが、今回は皆さんがあたたかくお迎えし、お茶の会でも色んな方が話しかけているのを見ました。私は最初、違うテーブルにいたのですが、彼にお子さんがいるというのを聞いた方が「子どもの教会を案内したら?」と、わざわざ声をかけてくださいました。それをきっかけにご家族揃って子どもの教会の礼拝に続けてご出席くださっています。先生が一生懸命、呼びかけて働いてこられたことで、教会の意識も大きく変わったな~と思いました。私もその一員になりたいと願います。先生にもその情景を是非見ていただきたかったです。

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メールを拝見しながら、目頭が熱くなりました。新来者の迎え方を学ぶ教会信交会(ホスピタリティ、おもてなしについて学びました)、お茶の会の開始、案内係の設置、「礼拝のしおり」の作成…。「どれだけ伝道しても、その実りを入れる器(教会)が穴だらけではせっかくの実りもすべてこぼれてしまう。それでは意味がない。会堂の補修(外なる教会)と共に、喜び祝い合う教会(内なる教会)の形成を一緒に成していきましょう。」一年半かけて、繰り返して訴えてきた事が、着実に教会に浸透しつつある現状を知りました。この方は、再訪以来一度も休むことなく、すでに一ヶ月続けてご家族でご出席くださっています。青森松原教会がこれからもますます神の栄光を現す器として用いられることを、私は確信しています!

それにしても、日本人の奥様がいて、二人のお子様までいて、日本語ぺらぺらだったとは…。昨年の来訪時、たどたどしい英語で一所懸命話しかけた自分が恥ずかしい!笑

感謝と喜びの報告まで。