青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

TEL:017-776-4800

 FAX:017-723-6809

〒030-0813 青森市松原1-16-27

2013年

新来者

教会員の葬儀等が重なり、約10日間にわたり、教会HPのブログが止まってしまいました。ご心配いただき、教会へご連絡くださった方もいらっしゃいました。それほど多くの方が、気にかけてくださり、お読みいただけているのだという事を改めて知り、大変嬉しくなりました。

7月14日(日)の教会の主日礼拝に、2家族6名の新来者が与えられました。お一人は、教会長老(役員)のご近所の方でした。教会で購読しております「こころの友」というはじめてキリスト教に触れる人のための伝道新聞(月刊)があります。私たちの教会では、新来者等へ差し上げるために受付へ設置したり、教会や会員宅の近隣へ配布し、用いています。上述の新来者は、長老がもう10年以上にもわたって、毎月「こころの友」を届けていた方でした。80歳を超えた婦人が、自家用車でも20分以上かかる教会へ、バスを乗り継ぎ、初めて御来会くださいました。本当に奇跡のような出来事です。

もう1家族は、アメリカからのお客様でした。最近私が知り合った求道者の、お嬢さんと4名のお孫さんでした。

5月に行った教会信交会で、新来者の迎え方について学びました。そこから様々な教会の新しい動きが始まっています。すでに記してまいりました礼拝後の「お茶の会」開始や、新来者へ配布する「新来者セット」(礼拝の説明や、チラシ等の印刷物)の新設、新来者カードの更新、より丁寧に新来者をサポートするための「案内係」の新設。

アメリカから来た女の子は、帰り際に「このchurchが好き」と話していたそうです。教会の一つひとつの営みが、実を結び始めています。これからもますます教会の福音伝道の業が前進いたしますよう、祈ります。

「こころの友」

ポスター

伝道集会やバザー、風のはこんだおはなし会など、教会の各種行事を行う際、教会ではよく手作りのポスターを用います。これまでは、普段は倉庫に眠っている木製の大きな看板に、ポスターを張り、雨よけのカバーをし、さらには重い木製看板を外まで運び、大きな木槌で植え込みに打ち込んで、ようやくポスターの設置となりました。一苦労でした。

教会案内看板の設置に合わせ、看板の下部に、A1版のポスターを掲示できるスペースを作っていただきました。本日設置後、初めてのポスターを掲示してみましたが、ものの1分ほどで作業は終了。今までの苦労はいったい…という感じでした。

「風のはこんだおはなし会」のポスターを、求道者でCSスタッフとしてご奉仕くださっている姉妹が作成してくださいました。素晴らしい出来映えです。多くの方の目に止まる事でしょう。

尊いご奉仕と、すてきなポスター掲示板に感謝です!

(写真だと小さいように感じますが、A3用紙3枚分、かなり大きなポスターです!)

ポスター掲示板

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取材申込!

昨日、教会に一本の電話がありました。

『信徒の友』編集部からの取材申込の電話でした。と言っても、正確には「被災教会の今」の取材にあたり、8月に青森松原教会で企画している「被災教会を巡るCSキャンプ」(大船渡~陸前高田)に同行させて欲しいとの内容でした。だから、掲載されると言っても、松原教会について触れられるのは、4-5ページの特集の内ほんの半ページほどかと思います。

教会外の方には通じにくいかもしれませんが、『信徒の友』という雑誌は、日本のキリスト教界最大発行部数の総合雑誌で、全国の多くの教会で読まれている全国誌であります。発行部数が年々減っているとは言え、全国誌である事には変わりありません。青森松原教会でも、51名の信徒の内、20名近くが購読しています。その編集部からわざわざ取材申込が来るというのは、地方の小さな教会にとってはビッグニュースであります!(^^;)

担当者にいろいろキャンプの説明をしている内に、「先生、ありがとうございます!記事のイメージが沸いてきました!」と言われました。震災から間もなく2年半が経過しようとしている被災地。復興の途上にある教会の今。そのあたりを中心に取材しようと考えておられたそうですが、話を聞く内に、ふつふつと、それまでイメージしていたのとは異なる視点が見えてきたそうです。復興へと向かう日々の活動と共に、様々な形の教会同士の交わりがあり、祈り合い、助け合いがある事を改めて気づかされたそうです。

被災地訪問キャンプを通して、また『信徒の友』の記事を通して、多くの新しい出会いが生まれる事でしょう。主によって与えられた新しい出会いを通し、主に在る愛の交わりがますます深められる事を祈りつつ、準備を進めてまいりたいと思います。

信徒の友

今日の一日

祈祷会の後、本日卒寿のお誕生日を迎えられた名誉牧師夫人宅を訪ね、お祝いのカードを届け、お祈りをささげてまいりました。本来は直前の日曜日にカードを渡すのですが、伝道礼拝や合同ピクニックでばたばたしており、渡し損ねてしまいました。でも、誕生日当日に、直接渡せてかえって良かったです。とても喜んでくださいました。

教会に戻り、午後からは伝道部のリーダー(長老、補佐)と打ち合わせを行いました。10月、11月の伝道礼拝の準備状況の確認や、広報(チラシや新聞広告、インターネットの活用等)の方法、次年度の伝道集会にどなたをお招きするか等について検討しました。今年は例年の倍近くのチラシを配布予定です!これまで教会の存在を知らなかった方々が、一人でも多く教会へと足を運んでくださり、キリストの福音に触れていただければと願っております。

伝道部打ち合わせの後、松原町会の「子どもねぶた」の打ち合わせへ出かけました。実行委員スタッフの末席に、赴任直後(昨年)から加えていただいております。毎年7月29日~30日に松原町会の子どもねぶたは運行されますが、昨年そこで多くの子どもや親御さんと知り合い、CSに活気が出てまいりました。今年はどのような出会いが待っているか楽しみです。

子どもねぶたで知り合った子が、ピクニックの日にわくわくランドに来ていました。「今日は教会のキャンプ?」と気にしていました。また教会に来てくれるといいな。

教会の一つひとつの営みが、主によって祝福されますように。

(写真は作りかけの張りぼて状態のねぶた山車と、近隣生協に設置されているねぶた小屋)

子どもねぶた

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ゴスペル

6月30日(日)は2つのゴスペルコンサートに招かれていました。14時~の近隣教会のコンサート。15時~の国際交流ハウス(青森公立大学内)のコンサート。後者はチケットをいただき、さらにはお誘いくださった方も受付で、遅れてくる私を待っていてくださるという状況でした。

合同ピクニックが終わり、安藤洋介先生を宿泊施設までお届けした時点で15時40分…。前者はもう終わっている事でしょう。という事で後者のコンサートへ遅れながら向かいました。

普段は楽器なども入るようなのですが、私が見た後半は、打ち込み音楽を伴奏に10数名のコーラスが4パートに分かれて歌うというスタイルでした。エネルギッシュでとても良かったです。

「ゴスペル」の意味には諸説ありますが、「God Spell」(神の言葉)が縮んだというのが、一番有力な説かと思います。「福音」とも訳される事があります。神の喜ばしい報せ。東京の教会では青年会でゴスペルを用いて讃美していました。大学生たちにゴスペルの指導を行っていた事もありました。ご年配の方々には受け入れにくい点もあるかもしれません(騒がしいとか、英語ばかりでわからない等)。けれども同時に、私はゴスペルの持つ「可能性」も感じています。そして、ただの音楽としてでなく、教会こそ、本当の「ゴスペル」が讃美される場所だと思っています。

体は一つしかないので、あれもこれも一度にする事はできません。次年度あたり、協力者が与えられ、少し時間に余裕ができたら、「ゴスペル教室」、あるいは「ゴスペルの夕べ」、またそこから発展して「ゴスペルコンサート」などを開催できれば…。密かな妄想を抱いています。

ゴスペル

伝道する教会

「キリストの弟子として生きる ̄御言葉に生かされ、伝道する教会を形成する ̄」

上記は、今年度の青森松原教会の年度主題です。昨日、北九州より安藤洋介牧師をお招きし、今年度第一回目の教会伝道集会を行いました。52名の出席者が与えられました。同説教者は、前任者の時代から続けて、ほぼ毎年伝道礼拝のご奉仕をしていただいております。これまでの平均が45名前後。前任者の時代から転出や召天等で5名以上の教会員が減じている現状を考えますと、例年の伝道礼拝より10名以上増加した計算となります。

礼拝の中で、あるいは長老会の中で、各集会の中で、繰り返して「伝道する教会となろう!」、「伝道しない教会は『教会』でない!」と訴え続けてまいりました。昨年度、礼拝の新来者や久しぶりの来訪者の中で、教会員の紹介(家族、親族、友人、知人)による方は、年間を通してわずか2-3名でありました。けれども、昨日の礼拝だけで、教会員の紹介による出席者が4名を数えました。教会の中に、伝道へと向かう息吹が確実に生まれ始めています。

これからも、教会が一つとなり、祈り合い、御言葉に生かされ、一歩一歩、伝道する教会を形成してまいりたいと思います。主の御導きを感謝いたします。

わくわくランド下見

本日、藤崎出張の帰りに、間際になってしまいましたが、明日午後の合同ピクニックのために下見をしてきました。姉妹教会である戸山教会が主体となって準備してくださっているので、呑気に構えて、場所のチェックもしていませんでした。

場所はすぐにわかりました。教会から10分ぐらい。様々な遊具があって、これで無料はいいなぁ。

明日の合同ピクニックが楽しみです♪

でも、間際だったけれども、行って良かった…(-_-;) トイレに「いたずら・盗難防止のため、トイレットペーパーは設置しておりません」の文字が…。知らなかったら、子どもたちや婦人たちが大変な事になっていたと、肝を冷やしました。やはり下見は重要ですね。

わくわくランド

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「広報あおもり」

青森市の広報誌「広報あおもり」。青森市内にある全14万弱の世帯に配布されています。

青森市民図書館、青森市読書団体連絡(市読連)が主催している「風のはこんだおはなし会」という読み聞かせの会が毎年行われています。「学校編」と「地域編」があり、学校編は一年をかけて市内にある各小学校を読書団体が回って読み聞かせの会を開催しています。地域編はそれぞれの地域において文庫活動(本の貸し出しや、読み聞かせ等)を行っている団体が、市民図書館や市読連からの委託を受け、開催します。内容はそれぞれの団体にゆだねられています。

青森松原教会も、約20年前から地域に開かれた「ぶどうの園文庫」の活動を続け、市読連に所属しています。今年も7月20日(土)に「風のはこんだおはなし会」を開催いたします。昨年は34名の参加がありました。今年もただの絵本の読み聞かせだけでなく、体を使ったゲームや、歌遊び、プロジェクターを用いた絵本読み聞かせなどを用意して、子どもたちに楽しんでいただけるプログラムを計画しています。

本日届いた「広報あおもり」に、松原教会の「おはなし会」の案内も掲載されていました。市の広報誌を隅から隅まで読む方はなかなかいらっしゃらないかもしれませんが、読んでいただいた方の目に止まり、一人でも多くの方が足を運んでくださればと願っております。

広報あおもり

世を照すまことの光

案内看板に電気が灯りました。予想を超えて良いです♪案内看板の電気が間接照明のような役割を果たし、あたたかい光で教会全体を照らしています。道行く多くの人が振り返っています。

「こんな看板あったっけ?」

そのような反応なのかもしれません。実際に車で周辺を走ってみました。目立ちます!これまで夜間の駐車場入り口がわかりにくかったのですが、これでもう誰も迷わないでしょう。

教会ホームページ用に、写真を写していると、近所に住む教会員のご一家と遭遇しました。そろそろ案内看板がライトアップされる頃だと思って、わざわざ見にいらっしゃったとの事でした。「キレイ」、「何だか離れたくなくなっちゃいますね」、「いやー、良い」。本日昼間には、婦人会の集まりがあったのですが、婦人たちも口々に「看板とても良いわ」、「先生、ありがとう」と仰っていました。なぜ私がお礼を言われるのかはわかりませんが…(^^;)

教会員みんなが喜んでいる様子が、より一層私の心を喜びで満たしました。

先日訪れた教区の就任式で、「教会が、この街を照らす灯台となってください」というお祝いの言葉を伺いました。首都圏と異なり、夜になると街の灯りの多くが消えてしまう青森。その中に明るく光り輝く灯台としての教会が新たに生まれました。その輝きは、私たちの救い主、世を照すまことの光である、主イエス・キリストを指し示します。

 

夜の教会案内看板

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教会案内看板新設!

昨年、青森松原教会へ赴任して来てから、幾度となく痛感させられてきた事があります。それは、教会の「発信力の弱さ」でありました。通りから少し奥まっているのも関係しているのか、もう松原の地に移ってから27年目を迎えているというのに、教会が地域に認識されていないのです。赴任前のお見合い説教の際、青森駅からタクシーで「青森松原教会まで」と言っても、通じないのです。両親が私の就任式に訪れた際、新青森駅からタクシーに乗っても、やはり同様に通じませんでした。

前身の「青森長島教会(付属の長島幼稚園)」は、今も多くの方が知っているのに、もう移転から30年になろうとしているのに、多くの方が「青森松原教会」を知らない…。由々しき事態です。

赴任一年目で慌ただしく日々を過ごす中にも関わらず、私は極力時間を割き、町会の行事(公園の掃除、子どもねぶたの委員会、新年懇談会等)にも参加し、顔を広げ、教会の周知に努めてまいりました。けれども、移転以来毎年行い、周辺へ2,000枚以上チラシをポスティングしている行事ですら、お伝えするたびに「初めてやるの?」、「教会はどこにあるの?」と聞かれる始末。教会員の話では、友達にチラシを配り、行事に参加しようと近くまで来てくれたのだけれども、場所がわからず帰ってしまった人までいるとか…↓

昨年、種々の工事やその見積もり等で知り合った30を超える業者と会う度に、教会の事を伺いましたが、「大変申し上げにくいのですが、毎日のように、目の前の通り(松原通り)を車で往来していましたが、教会があるとは存じませんでした」と、ほぼすべての業者から同様の回答が返ってまいりました。

私たち教会の人間から言わせれば、大きな十字架が立ち、そびえ立つ塔からは、朝・昼・晩とカリヨン(鐘)の音が鳴り響き、「THE 教会」そのものなのですが、あまりに十字架や塔の位置が高すぎて、通行人も見ず、また車社会である青森においては、車目線のものしか人々には目に入らないようなのです。

これが教会の現状です。発信力があまりにも弱すぎる。

 

そこで、一年かけて準備をし、教会のホームページを開設し、Facebookを始めました。

また、ネットの世界だけでなく、現実世界にも強く存在を訴えるために、松原通りに面した教会の植え込みに、4mを超える大きな案内看板を設置する事に決めました!そしていよいよ今日、念願の看板設置に至りました!!!電気工事が明日行われるので、明日の工事が終われば、夜もLEDのライトで照らされます。

これで、もう誰にも「青森松原教会を知らない」とは言わせません!!

(看板の大きさがわかるよう、作業者も入った写真にしました)

 

教会案内看板