青森松原教会ホームページ

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クリスマス・メッセージ~「恐れるな」~

 クリスマスに天使が幾度も繰り返す言葉、それは「恐れるな」という言葉です。天使はマリアに告げます。「恐れることはない。あなたは恵みをいただいた」(ルカ1・30)。ヨセフに告げます。「恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである」(マタイ1・20)。羊飼いたちに告げます。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」(ルカ2・10)。

 「恐れるな」という天使の言葉は、今年のクリスマスに、特別な意味を持っているように思います。私たちは恐れています。すでに新型コロナの第8派が始まっていて、感染症が再び蔓延していくことを。私たちの生活に再び制約が加えられていくことを。この社会の、この世界の、そしてこの私の人生の先行きを。
 私たちが恐れ、足を止め、耳を閉じ、うずくまってしまうなら、天使が、「恐れるな」という言葉に続けて語る言葉を聞き損なってしまうでしょう。
 私たちは、マリアと同じく、恵みをいただくのです。聖霊の力が、私のすぐ近くで、新しいわざを行っています。私が聞く喜びの知らせは、ひと時の気晴らしではなく、民全体に広がっていく大きな喜びです。

 「恐れるな」。天使はその言葉からはじめ、私が今は知らない、新しい出来事、大きな喜びへと招こうとしています。それは、自分の計画や実力の範囲で生きる生き方ではありません。神の計画を思い描き、神の実力に幾度も出会う冒険です。マリアもヨセフも羊飼いたちも、天使の声を聞き、手を引かれ、大切な一歩を歩みはじめました。 (牧師 半澤洋一)

2022年11月20日 説教録音

説教題「聖書からみた収穫感謝祭」 説教者 半澤 洋一 牧師
聖書 出エジプト記23章16節 コリントの信徒への手紙一 15章20-21節
讃美歌21 386番

そのみ手に・・・

リルケの形象詩集から詩を一編ご紹介します。

      秋
木の葉 落つ。 遠くより散る来るごとく、
み空の園の枯れしごとくに、
はらはらと舞い落ちきたる。

小夜ふかく なべて星より
重き土 寂寥に向いて落つ。

われらみな落つ。 これの手もまた落つ。
見よ、他のものを。なべてのものに落下あり。

されど、一人のひとありて、この落下を、
かぎりなく やさしく そのみ手に支えたまう。

(星野慎一訳 絶版の岩波文庫から) (ペンネームすぬこ こと S.K)

バリデーションのテクニック4「極端な表現を使う(最悪、最善の事態を想像させる)」

このテクニックは、認知症の人の不平や不満をもっとも極端な例を示してたずねることを意味します。最悪の事態を考えることによって、認知症の人は、さらに自分の気持ちを表現します。そしてそれによって、苦しみから抜け出す道を見つけることができます。
 たとえば、「この食事は食べられたものではない。」と不満を言っている認知症の人に対して、「この食事はあなたが今まで食べたなかで一番美味しくないですか。」と聞きます。介護者は、この人が入れ歯が合っていないことに対する不満を表していることを知っています。そして、この人は、自分の怒りの気持ちを聞いてくれる誰かを必要としているのです。食べ物に対する不満から怒りを発散させることで、介護者は認知症の人の心配事をやわらげる手助けをすることができるのです。

 以上、今回は「極端な表現を使う(最悪、最善の事態を想像させる)」につい
てお伝えしました。急に寒くなってきましたね。お身体ご自愛ください。
                               (Y・K)