青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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メッセージ
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ブログ一覧

父の信仰

父は二年前の九月、外傷性の脳出血により、左半身が麻痺し、自宅での生活が困難なため、今は施設で暮らしています。父なりに、この現状を受け入れているようで、穏やかに暮らしています。

長年、長老(役員)として教会の様々な務めを担い、それが父の生きがいでした。教会生活が父の人生でした。手術後一ヶ月たった頃、母と一緒に見舞いに行った際には、「教会に行くことを止めないで、いつも、教会にいくようにな」と、諭すように言いました。まだ意識がぼんやりとしたところがあった頃だったので、そんなしっかりとしたことを言う父に、母と私は、少しびっくりしましたが、「教会には休まないで行くから心配しないで」と母が返事をすると、安心していました。父は、自分が倒れて入院したことで、私たちが教会から離れてしまうと、心配したのでしょうか。 

施設に入所してからは、月に二回面会が許され、母と弟とで面会に通いました。私が、「どんなことをして過ごしているの?」と聞くと、「長老会の資料作りで忙しいよ」とか、「説教看板を書かなくちゃいけないよ」などと答えます。「そう、忙しそうだね、たいへんだね」と言うと、満足そうに頷いていました。認知症があるため、今現在のことより前の、これまでの人生が強く記憶されていますが、父にとって教会の務めは大きなものなのだなと、改めて感じました。そのうち、車いすで教会に行き、礼拝に出席できることを願っています。

子どもの頃から、いつも熱心に教会の務めに励んでいる父の姿を見てきました。自分の考えを押しつけるような強引なところに反発を覚えることもありましたが、それでも、父の中に確かな信仰を感じていました。父の背中に導かれて、私は信仰告白に至ったと思っています。(幼児洗礼を受けています)

面会に行くと、感謝の言葉を何度も口にします。「ありがとう」と何度も言います。気難しいところがある父でしたが、今は、穏やかで優しい父に接することができ、嬉しく思います。この大切な時間を与えてくださった神様に感謝しています。          (S・Y)

2023年5月21日 説教録音

説教題「主に倣う者として」 説教者 柳田 洋夫 教師
(聖学院大学教授・宗教主任、あしの会)
聖書 テサロニケの信徒への手紙一 1章1-10節
讃美歌21 411番

2023年5月7日 説教録音

説教題「軛(くびき)につながれて」 説教者 岩住 賢 教師
(東奥義塾中学・高校 宗教教師)
聖書 サムエル記上14章14-15節 マタイ福音書11章28-30節
讃美歌21 494番

「コンポスト(たい肥に)しよう」に挑戦

地球温暖化の対策として私たちが身近にできることの一つに「コンポスト(たい肥に)しよう」があります。生ゴミを燃えるゴミとして出すのでなく、コンポスト(たい肥)にすることでゴミを削減して、ゴミの焼却に伴うCO2排出を削減しようというものです。その中には使用する電力を発電するために排出されるCO2もゴミを運ぶために排出されるCO2も含まれます。

と、いうわけで、コンポスト用のバッグとコンポスト基材を購入して、2022/6/25からコンポストを始めました。ベランダはないので、外の軒下にあったブロックの上に風通しをよくする台(本当はストーブ用の安全フレーム)を置いてその上にコンポストバッグを置き、園芸用のスコップで基材の中に投入した生ゴミをかき回すのです。初めは木くずのようだった基材が、生ゴミとかき混ぜるうちに、だんだん黒土になってゆくのは面白いものでした。が、私の場合、肉魚類より圧倒的に野菜くずが多く、分解が遅いので、黒土の中に野菜のかけらが散在していて見た目が良くありません。また、降雪期は小屋の中に移しましたが、冬季は零下の気温のため、堆肥への分解が止まってしまい、時々かき混ぜてはいますが、春を待つ状態でした。分解が止まると、入れた生ゴミの量が減らないのでバックが満杯になり、今は2つ目のバックでコンポストしています。これから暖かくなるので、早く分解して、1つ目のバックの中が黒土だけになってくれるのを待っています。

コンポストをやって良かったことは、燃えるゴミの量が圧倒的に減ったことと、燃えるゴミ内に生ゴミがほぼ無い(絞ったティーバック位)ので、夏場でも放置していても臭くならないので、1,2週間ためてゴミ捨てするなどゴミ出しの回数が減ったことです。

神様からの恵みであるこの地球環境を敬い、第6大量絶滅期に向かっていると言われる地球温暖化を止めるために、身近にできることをやっていきたいと願っています。(すぬここと S.K.)