青森松原教会ホームページ

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2022年

春を待つ

すずらんの花が咲きました。これは、岡山県の愛生園の庭のすずらんの種です。類地ユリさんが同級生の方に青森県の自宅の種を分けたものでした。
私もいただきましたが、いつのまにか生えなくなって無くなりました。そのことを伝えたところ、「岡山で咲いたすずらんの種が実りました。里帰りですよ。皆さん、お持ちください。」と言って、分けていただきました。今年も咲きました。

散歩道の川端に、去年、種を2粒まいてみました。今年、それが芽を出し、花が咲きました。
たぶん、今年もこの花の種が、小中高生の子供達に摘み取られて持ち帰られて、「それぞれのお宅の庭にもすずらんが芽を出して、花が咲くことでしょう。」  楽しみです。   (Y.K.)

2022年5月22日 説教録音

説教題「キリスト・イエスの僕」 説教者 半澤 洋一 牧師
聖書 サムエル記上1章10節 フィリピの信徒への手紙1章1-2節
讃美歌21 476番 

神さまのご計画

もう2022年も5月まできました。あんなにあった雪も山などに残るのみで消えました。きっと今年の夏も35℃近くまで暑くなり、冬になればまた雪がどっと降りというようなことが繰り返されるのだろうなぁと思っています。
 コロナ、コロナで明け暮れてもう3年目。まだマスクしなければいけないのでしょうか。嫌になってしまいます。
 だけど、この先のことは神さまが考えてくださっています。

 わたしは、あなたたちのためにたてた計画をよく心に留めている、と主は 言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。    (エレミヤ 29:11.12)

神さまは、いったいどのような計画をたててくださっているのでしょう、楽しみです。

少し前になりますが、ドン・ボスコ社で出版している「こどものいのりシリーズ」の中の『いちにちのいのり』というてのひらの形の絵本をもらいました。そのなかにこんな文章がありました。

  かみさま わたしは きょう いちにち
いろんなことをします。
もし わたしが かみさまのことを
わすれたとしても かみさまは
わたしのことを わすれないでください。

というものです。

以前の説教で「わたしたちが神のことを忘れたとしても、神はわたしたちのことを忘れることはない」というような話を聞きました。その後でもらった絵本のことばがちょうど似たようなことを書いていて心に残りました。これはこの祈っているこどもの切実な願いなのですが、わたしも日常生活で神を忘れそうになることはたくさんあるな、と思いました。 (M・T)

祈ることをやめません

受洗した時に頂いたお祈りの本からヘンリ・ナウエンの祈りを紹介します。

祈ることをやめません

愛する主よ、心がひどく動揺し、騒いでいても、そこには慰められる想いもあります。たぶんあなたは、私が感じたり、味わったり、理解もできない仕方で、私の内で働いておられるのでしょう。あなたに集中できず、心が落ち着かず、乱れています。あなたがここにおられず、見捨てられたように感じています。
でも信仰によって、あなたにすがりつきます。あなたの聖霊は私の想いや心よりさらに深く、さらに奥まで達しておられ、またその働きの初めは、気づかないくらい密やかであると信じます。
ですから主よ、諦めもしません。祈ることも止めないと約束します。たとえ、すべてが無駄で、無意味で、時間と労力の浪費かのように見えても。あなたの愛を感じられないときも、あなたを愛していること、そして絶望感に襲われがちでも、あなたに希望を置いていることを知ってください。

こうしたことが、私よりはるかに深く苦しんでいる世界の幾百万の人々と連帯する経験となり、私にとって、あなたと共なる、またあなたのための、小さな死でありますように。 
(ヘンリ・ナウエンの祈りより)         (すぬこ こと S.K.)