青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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〒030-0813 青森市松原1-16-27

2013年

お手紙

先日教会で葬儀を行ったご遺族が、ある方に手紙を渡して欲しいと、本日教会を訪ねてくださいました。東京の某大学病院に勤務する、私の幼なじみ宛でした。

召天者の2ヶ月半に及ぶ入院で気づかされたのは、青森の医療機関の多くはセカンドオピニオンを積極的には活用していないという事実でした。判断の難しい選択が、次から次へと家族に迫られます。何が正しい選択なのかわからず、その都度家族は悩み、苦しみ、「これで正しかったのだろうか」と自分を責めます。

私も医学の知識はありませんので、悩みの中にあるご家族に少しでも役立つ助言をしたいとの想いから、上述の幼なじみに助けを求めました。大学病院勤務の激務の中、また出産し、幼い子どもを抱え、育児に追われる中、突然の連絡にもかかわらず嫌な顔一つせず(直接顔を見た訳ではありませんが…笑)、私からの電話やメールに、何度も何度も丁寧に答えてくれました。少しでも病床にある方や看病されるご家族が、平安の内に過ごせるようにと、心を注いでくれました。本当にただただ感謝するしかありません。

看病に当たられる中、「この先生が青森にいてくだされば良かったのに」とつぶやかれた、ご家族の言葉が大変印象的でした。

御礼状を送りたいと望むご家族に対し、「私は医師として当然の事をしただけ。自分自身、第三者として相談に乗るケースは初めてで、考える時間を与えられ、感謝している」と、住所すら教えようとしない幼なじみ。

本日受け取った御礼状、PDFファイルに添付してメールで送ります。医師として立派に成長した幼なじみ。ますますの活躍と健康を、青森の地から祈っています。心からの感謝を込めて。

 

御礼状

会堂補修工事最新ニュース

屋上防水補修工事に合わせて、この機会に教会の様々な工事が平行して進められています。

本日は、屋上のはつり工事が終わり、高圧洗浄と目地補修(コーキング)が行われました。

正面玄関の階段部分は雨が降ると水たまりに↓水たまり解消の水はけ工事が進んでいます。溝を掘って、傾斜を付けて、水たまりの解消!本日ははつり工事が行われ、明日は左官工事となります。

和室の畳とふすまがすべて回収され、畳表替えとふすま紙交換。水曜には完成して戻ります。

次週6月30日(日)の特別伝道礼拝に向け、神によって建てられた教会が、種々整えられていきます。主に感謝。

 

和室

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教区の教会性

本日の子どもの教会(CS)に、野辺地町の教会から紹介された子ども2名がお母さんと出席してくださいました。7月に近所へ引っ越してくる予定だそうです。先日の土曜子ども集会にも、弘前市の教会から紹介された子ども2名が、おばあちゃん、お母さんと一緒に出席してくださいました。

奥羽教区(秋田県、岩手県、青森県)は、その始まりから「教区の教会性」という言葉を用い、「教区全体が一つの教会なのだ」という考えの元、祈り合い、協力し合いながら福音宣教の働きを担っています。

改めて、「一つなる教会」(教区)の交わりに加えられている喜びを感じた一日でした。感謝。

主われを愛す

今朝、教会に嬉しい電話がありました。

教会員のお孫さんで、まだ2歳に満たない男の子が、ある手術のため入院していました。手術は無事に終わったのですが、幼い小さな体への麻酔の影響や、術後の経過などが心配されました。今朝、病院からお電話をいただき、術後の経過も順調で、間もなく退院できそうだとのご報告をいただきました。教会員から、「電話越しに孫へ『主われを愛す』(讃美歌)を歌って欲しい」と頼まれ、1番を讃美しました。

「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ

わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す」

受話器越しにお孫さんの「ばば、歌」との元気な声が聞こえてきて、嬉しくなりました。

教会では、手術を終えた方、手術を控えた方、入院中の方などが何人かおり、毎週の祈祷会でお一人お一人と、そのご家族の平安を覚えて祈っています。祈りによって一つに結ばれている事を改めて感じた一日となりました。お一人お一人の健康と心の平安のために、今日も祈ります。

工事開始

いよいよ今週から、会堂補修工事が始まりました。昨日は屋上のコンクリートはつりの作業と並行して、礼拝堂の壁紙がすべてはがされ、下地補正(石膏ボードなどの凹凸をなくす)が行われました。高さ5mの広い礼拝堂ですので、古い壁紙をはがし、下地補正するだけで1日作業でした。果たして日曜日までにちゃんと元に戻るのだろうか…と一抹の不安を抱えておりますが(笑)、そのあたりはプロにお任し、信じ、委ねたいと思います。どのような仕上がりになるのか、今から楽しみです!

 

礼拝堂クロス①

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聖書を学び祈り合う会(祈祷会)

「祈祷会は教会の機関室である」。古い時代のある神学者の言葉です。大型客船や機関車が動かされるためには機関室が必要です。そして、外観からは見ることのできない、小さな隠れた機関室での働きにより、大きな乗り物が動かされています。教会もまた同じです。祈りの交わりの豊かさは、おのずと教会の力へとつながります。祈祷会は長老(役員)や執事や牧師だけに限られたものではなく、教会に集うすべての方や地域の皆様へと開かれた集まりです。人前での祈りが苦手だから…という方は、お祈りいただかなくても構いません。共にそこで祈られる祈りの交わりにお加わりいただき、「アーメン」(ヘブライ語で「真にその通りである」)と祈りを合わせていただくだけで結構です。

祈祷会では、昨年4月より詩編の御言葉を学んでいます。詩編は「祈りの教科書」とも呼ばれています。詩編の御言葉より学び、私たち一人ひとりの祈りが養われますことを願います。この祈りの交わりに、一人でも多くの方がご参加いただけますよう、祈りつつご案内申し上げます。

(週報に掲載した祈祷会案内の再掲)

祈祷会は毎週水曜日の午前10時30分~行っています。1時間程度の集まりです。聖書を輪読し、牧師が20分程度聖書の解説をし、そのあと祈れる人は一緒に祈ります。どなたでもご参加いただけます。

植木の剪定

教会では、隣接する森林組合とのつながりを大切にしています。週日、教会の駐車場をご利用いただき、そのお返しという訳ではありませんが、冬の雪囲いや除排雪、季節ごとの剪定などをご好意で行ってくださっています。

教会が6月30日(日)に伝道集会を行う事を知ってその前にと、森林組合さんが土曜日に敷地内の植木の剪定を行ってくださいました。伸びきってぼさぼさになっていた植木たち。すっかりキレイになりました。教会員たちはこれで思う存分、伝道集会に友人・知人をお誘いできます!感謝です。

これからも地域の交わりを大切にしたいと思います。

 

植木剪定

ぷよぷよ大会

皆様のお祈りに支えられ、無事にぷよぷよ大会を終える事ができました。教会スタッフの予想を遙かに上回る「32名」の子どもの参加がありました。東京近郊の教会から見ると、この数字のインパクトがあまり伝わらないかもしれませんが、毎月の集会平均参加者(子ども)が5-10名、これまでで一番多かったクリスマス祝会ですら25名であった事を考えると、驚くべき数字です。どれだけ子どもはゲームが好きなのか…笑。これまで見た事のない顔がたくさんありました。本当に感謝すべき事です。

特筆すべきは、これまでの集会の多くは近隣小学校のみからの参加者であったのが、本日は約3km離れた2つの小学校を含む、計4小学校、1幼稚園から参加者が与えられた事でした。先に広がる可能性を感じる一日となりました。

ゲームはあくまでゲーム。種まきにも至らない、土を整える作業でしかないかもしれません。けれども、主がすべてを導いてくださり、このきっかけを入り口に、子どもたち一人ひとりが「本当の喜び」に触れる事ができますよう祈りつつ、これからも全力で伝道の業に励んでまいりたいと思います。友達をたくさん誘ってくれた子どもたち、スタッフたちの奉仕、そして全国からの祈りを心から感謝して。

 

ぷよぷよ

契約書

築27年目を迎えた教会の会堂。様々な補修の必要が迫っています。その1つ、屋上防水補修工事。

祈りつつ、協議の続けられてきた教会の10年来の懸案でした。いよいよ次週から工事が始まります。本日、正式に契約を交わしました。教会の年度予算とほぼ同額。教会にとって大きな決断です。この補修が、単なる「直すためだけの補修」ではなく、未来へと向かう「伝道のための補修」である事を、私たち教会は忘れてはなりません。

この工事を行うために、教会内外から多くの献金と奉仕がささげられ、教区からも力強い御支援をいただき、ようやく実現へとたどり着きました。皆様のお祈りとお支えを心より感謝申し上げます。

 

契約書

電子ピアノ

教会の伝道の可能性を広げるために、ヤマハの電子ピアノを購入しました。会堂2階のホールにアップライトピアノはあるのですが、せっかく素晴らしい礼拝堂があるのだから、そこを会場に演奏会を行いたいと、赴任以来考えていました。昨年も様々な演奏会へと足を運び、演奏後に楽屋まで赴き、演奏者と名刺交換をし、教会での演奏会の可能性を打診し続けてまいりました。乗り越えなければならない一つの課題が、「礼拝堂にリードオルガン(足踏み)しかない事」でありました。

約半年間、ヤマハや大型電気店等、10軒以上歩き回り、様々な電子ピアノ(おもちゃのような「キーボード」ではなく、88鍵盤を有したもの)を試弾してまいりました。青森県内では目当てのものは見つかりませんでした。東京出張時や帰省時にも何軒も回りました。教会の財政状況もあり、何とか安価かつよりピアノのタッチと音色に近いものを探し回り、ようやく3万円台ながら、ある程度納得できるものに出会えました!

早速6月9日(日)の演奏会で用いましたが、評判は上々でした。神によって与えられた讃美の器を用い、これからも教会の伝道の業を前進させてまいりたいと思います。

 

電子ピアノ