青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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教会行事

教派を超えた交わり

昨日、青森市キリスト教協議会(以下ACC)主催の合同レクリエーションが行われました。毎年、八甲田温泉へ出かけています。ACCは、日本基督教団の教会が3教会、バプテスト、聖公会、カトリックなど、7つの教会で構成されており、夏のレクリエーション、アドベントの「クリスマスキャロルを讃美する会」(街中でショートメッセージと讃美)、新年の一致祈祷会などの会を一緒に行っています。

子ども5名を含む40名近い方々が集まりました。子どもたちの参加は、残念ながらうちの教会のCSからのみでしたが、津軽弁による紙芝居や、ビンゴ大会、湿原散策、温泉など、子どもたちも楽しんでおり、「また来年も参加したい!」と話していました。

普段なかなか接する機会のない他教派の教職、信徒との交わりから、いつも多くの発見をいただいております。「主に在って一つ」である事を再確認した一日となりました。

ACCレクリエーション

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取材申込!

昨日、教会に一本の電話がありました。

『信徒の友』編集部からの取材申込の電話でした。と言っても、正確には「被災教会の今」の取材にあたり、8月に青森松原教会で企画している「被災教会を巡るCSキャンプ」(大船渡~陸前高田)に同行させて欲しいとの内容でした。だから、掲載されると言っても、松原教会について触れられるのは、4-5ページの特集の内ほんの半ページほどかと思います。

教会外の方には通じにくいかもしれませんが、『信徒の友』という雑誌は、日本のキリスト教界最大発行部数の総合雑誌で、全国の多くの教会で読まれている全国誌であります。発行部数が年々減っているとは言え、全国誌である事には変わりありません。青森松原教会でも、51名の信徒の内、20名近くが購読しています。その編集部からわざわざ取材申込が来るというのは、地方の小さな教会にとってはビッグニュースであります!(^^;)

担当者にいろいろキャンプの説明をしている内に、「先生、ありがとうございます!記事のイメージが沸いてきました!」と言われました。震災から間もなく2年半が経過しようとしている被災地。復興の途上にある教会の今。そのあたりを中心に取材しようと考えておられたそうですが、話を聞く内に、ふつふつと、それまでイメージしていたのとは異なる視点が見えてきたそうです。復興へと向かう日々の活動と共に、様々な形の教会同士の交わりがあり、祈り合い、助け合いがある事を改めて気づかされたそうです。

被災地訪問キャンプを通して、また『信徒の友』の記事を通して、多くの新しい出会いが生まれる事でしょう。主によって与えられた新しい出会いを通し、主に在る愛の交わりがますます深められる事を祈りつつ、準備を進めてまいりたいと思います。

信徒の友

ゴスペル

6月30日(日)は2つのゴスペルコンサートに招かれていました。14時~の近隣教会のコンサート。15時~の国際交流ハウス(青森公立大学内)のコンサート。後者はチケットをいただき、さらにはお誘いくださった方も受付で、遅れてくる私を待っていてくださるという状況でした。

合同ピクニックが終わり、安藤洋介先生を宿泊施設までお届けした時点で15時40分…。前者はもう終わっている事でしょう。という事で後者のコンサートへ遅れながら向かいました。

普段は楽器なども入るようなのですが、私が見た後半は、打ち込み音楽を伴奏に10数名のコーラスが4パートに分かれて歌うというスタイルでした。エネルギッシュでとても良かったです。

「ゴスペル」の意味には諸説ありますが、「God Spell」(神の言葉)が縮んだというのが、一番有力な説かと思います。「福音」とも訳される事があります。神の喜ばしい報せ。東京の教会では青年会でゴスペルを用いて讃美していました。大学生たちにゴスペルの指導を行っていた事もありました。ご年配の方々には受け入れにくい点もあるかもしれません(騒がしいとか、英語ばかりでわからない等)。けれども同時に、私はゴスペルの持つ「可能性」も感じています。そして、ただの音楽としてでなく、教会こそ、本当の「ゴスペル」が讃美される場所だと思っています。

体は一つしかないので、あれもこれも一度にする事はできません。次年度あたり、協力者が与えられ、少し時間に余裕ができたら、「ゴスペル教室」、あるいは「ゴスペルの夕べ」、またそこから発展して「ゴスペルコンサート」などを開催できれば…。密かな妄想を抱いています。

ゴスペル

伝道する教会

「キリストの弟子として生きる ̄御言葉に生かされ、伝道する教会を形成する ̄」

上記は、今年度の青森松原教会の年度主題です。昨日、北九州より安藤洋介牧師をお招きし、今年度第一回目の教会伝道集会を行いました。52名の出席者が与えられました。同説教者は、前任者の時代から続けて、ほぼ毎年伝道礼拝のご奉仕をしていただいております。これまでの平均が45名前後。前任者の時代から転出や召天等で5名以上の教会員が減じている現状を考えますと、例年の伝道礼拝より10名以上増加した計算となります。

礼拝の中で、あるいは長老会の中で、各集会の中で、繰り返して「伝道する教会となろう!」、「伝道しない教会は『教会』でない!」と訴え続けてまいりました。昨年度、礼拝の新来者や久しぶりの来訪者の中で、教会員の紹介(家族、親族、友人、知人)による方は、年間を通してわずか2-3名でありました。けれども、昨日の礼拝だけで、教会員の紹介による出席者が4名を数えました。教会の中に、伝道へと向かう息吹が確実に生まれ始めています。

これからも、教会が一つとなり、祈り合い、御言葉に生かされ、一歩一歩、伝道する教会を形成してまいりたいと思います。主の御導きを感謝いたします。

わくわくランド下見

本日、藤崎出張の帰りに、間際になってしまいましたが、明日午後の合同ピクニックのために下見をしてきました。姉妹教会である戸山教会が主体となって準備してくださっているので、呑気に構えて、場所のチェックもしていませんでした。

場所はすぐにわかりました。教会から10分ぐらい。様々な遊具があって、これで無料はいいなぁ。

明日の合同ピクニックが楽しみです♪

でも、間際だったけれども、行って良かった…(-_-;) トイレに「いたずら・盗難防止のため、トイレットペーパーは設置しておりません」の文字が…。知らなかったら、子どもたちや婦人たちが大変な事になっていたと、肝を冷やしました。やはり下見は重要ですね。

わくわくランド

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「広報あおもり」

青森市の広報誌「広報あおもり」。青森市内にある全14万弱の世帯に配布されています。

青森市民図書館、青森市読書団体連絡(市読連)が主催している「風のはこんだおはなし会」という読み聞かせの会が毎年行われています。「学校編」と「地域編」があり、学校編は一年をかけて市内にある各小学校を読書団体が回って読み聞かせの会を開催しています。地域編はそれぞれの地域において文庫活動(本の貸し出しや、読み聞かせ等)を行っている団体が、市民図書館や市読連からの委託を受け、開催します。内容はそれぞれの団体にゆだねられています。

青森松原教会も、約20年前から地域に開かれた「ぶどうの園文庫」の活動を続け、市読連に所属しています。今年も7月20日(土)に「風のはこんだおはなし会」を開催いたします。昨年は34名の参加がありました。今年もただの絵本の読み聞かせだけでなく、体を使ったゲームや、歌遊び、プロジェクターを用いた絵本読み聞かせなどを用意して、子どもたちに楽しんでいただけるプログラムを計画しています。

本日届いた「広報あおもり」に、松原教会の「おはなし会」の案内も掲載されていました。市の広報誌を隅から隅まで読む方はなかなかいらっしゃらないかもしれませんが、読んでいただいた方の目に止まり、一人でも多くの方が足を運んでくださればと願っております。

広報あおもり

聖書を学び祈り合う会(祈祷会)

「祈祷会は教会の機関室である」。古い時代のある神学者の言葉です。大型客船や機関車が動かされるためには機関室が必要です。そして、外観からは見ることのできない、小さな隠れた機関室での働きにより、大きな乗り物が動かされています。教会もまた同じです。祈りの交わりの豊かさは、おのずと教会の力へとつながります。祈祷会は長老(役員)や執事や牧師だけに限られたものではなく、教会に集うすべての方や地域の皆様へと開かれた集まりです。人前での祈りが苦手だから…という方は、お祈りいただかなくても構いません。共にそこで祈られる祈りの交わりにお加わりいただき、「アーメン」(ヘブライ語で「真にその通りである」)と祈りを合わせていただくだけで結構です。

祈祷会では、昨年4月より詩編の御言葉を学んでいます。詩編は「祈りの教科書」とも呼ばれています。詩編の御言葉より学び、私たち一人ひとりの祈りが養われますことを願います。この祈りの交わりに、一人でも多くの方がご参加いただけますよう、祈りつつご案内申し上げます。

(週報に掲載した祈祷会案内の再掲)

祈祷会は毎週水曜日の午前10時30分~行っています。1時間程度の集まりです。聖書を輪読し、牧師が20分程度聖書の解説をし、そのあと祈れる人は一緒に祈ります。どなたでもご参加いただけます。

植木の剪定

教会では、隣接する森林組合とのつながりを大切にしています。週日、教会の駐車場をご利用いただき、そのお返しという訳ではありませんが、冬の雪囲いや除排雪、季節ごとの剪定などをご好意で行ってくださっています。

教会が6月30日(日)に伝道集会を行う事を知ってその前にと、森林組合さんが土曜日に敷地内の植木の剪定を行ってくださいました。伸びきってぼさぼさになっていた植木たち。すっかりキレイになりました。教会員たちはこれで思う存分、伝道集会に友人・知人をお誘いできます!感謝です。

これからも地域の交わりを大切にしたいと思います。

 

植木剪定

ぷよぷよ大会

皆様のお祈りに支えられ、無事にぷよぷよ大会を終える事ができました。教会スタッフの予想を遙かに上回る「32名」の子どもの参加がありました。東京近郊の教会から見ると、この数字のインパクトがあまり伝わらないかもしれませんが、毎月の集会平均参加者(子ども)が5-10名、これまでで一番多かったクリスマス祝会ですら25名であった事を考えると、驚くべき数字です。どれだけ子どもはゲームが好きなのか…笑。これまで見た事のない顔がたくさんありました。本当に感謝すべき事です。

特筆すべきは、これまでの集会の多くは近隣小学校のみからの参加者であったのが、本日は約3km離れた2つの小学校を含む、計4小学校、1幼稚園から参加者が与えられた事でした。先に広がる可能性を感じる一日となりました。

ゲームはあくまでゲーム。種まきにも至らない、土を整える作業でしかないかもしれません。けれども、主がすべてを導いてくださり、このきっかけを入り口に、子どもたち一人ひとりが「本当の喜び」に触れる事ができますよう祈りつつ、これからも全力で伝道の業に励んでまいりたいと思います。友達をたくさん誘ってくれた子どもたち、スタッフたちの奉仕、そして全国からの祈りを心から感謝して。

 

ぷよぷよ

電子ピアノ

教会の伝道の可能性を広げるために、ヤマハの電子ピアノを購入しました。会堂2階のホールにアップライトピアノはあるのですが、せっかく素晴らしい礼拝堂があるのだから、そこを会場に演奏会を行いたいと、赴任以来考えていました。昨年も様々な演奏会へと足を運び、演奏後に楽屋まで赴き、演奏者と名刺交換をし、教会での演奏会の可能性を打診し続けてまいりました。乗り越えなければならない一つの課題が、「礼拝堂にリードオルガン(足踏み)しかない事」でありました。

約半年間、ヤマハや大型電気店等、10軒以上歩き回り、様々な電子ピアノ(おもちゃのような「キーボード」ではなく、88鍵盤を有したもの)を試弾してまいりました。青森県内では目当てのものは見つかりませんでした。東京出張時や帰省時にも何軒も回りました。教会の財政状況もあり、何とか安価かつよりピアノのタッチと音色に近いものを探し回り、ようやく3万円台ながら、ある程度納得できるものに出会えました!

早速6月9日(日)の演奏会で用いましたが、評判は上々でした。神によって与えられた讃美の器を用い、これからも教会の伝道の業を前進させてまいりたいと思います。

 

電子ピアノ