青森松原教会ホームページ

青森松原教会は134年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

TEL:017-776-4800

 FAX:017-723-6809

〒030-0813 青森市松原1-16-27

未分類

学区探検

毎年秋になると、近隣小学校の2年生が青森松原教会へ学区探検に訪れます。地域にある企業等が、どのような働きをしているのかを子どもたちが知るための試みのようです。

「教会はどのようなお仕事をしているの?」

「なぜ教会には十字架がついているの?」

「教会の鐘は、どういう時になるの?」

なかなか本質を突く質問が寄せられます。子どもたちにもわかる言葉で、丁寧に説明するのはなかなか難しいですね。鍛えられます。

例年は月曜日に行われていた学区探検でしたが、今年はなぜか水曜日、ちょうど祈祷会の時間帯に来る事になりました。最初は時間調整が難しく困ったなと思いましたが、よく考えたら実際に祈祷会の様子を見てもらえる良い機会だと気づきました。子どもたちの質問に答えた後、祈祷会の冒頭に参加していただき、その後子どもの教会スタッフに会堂内を案内していただきました。

今年は5名の児童の参加でした。過去には学区探検の児童の中から、子どもの教会につながった子もいます。地域との交わりがいよいよ深められ、神様の愛が一人でも多くの子どもたちに届きますよう、祈りつつ奉仕に励みたいと思います。

今日もこの学区探検のために2名の子どもの教会スタッフが手伝ってくださいました。感謝です。

RIMG2294_compressed

RIMG2298_compressed

RIMG2299_compressed

大きな変化

先日、教会員から嬉しいメールをいただきました。最近子どもの教会に続けてご出席くださっている、アメリカ出身で青森に在住されている方(こちらの方と結婚され、小さなお子様が二人)や、その方をお迎えする教会の変化について記してくださっています。とても嬉しい内容でしたので、ご本人の許可を得た上で、プライバシーに配慮して少し手を加えて紹介させていただきます。

*****

彼は、先生が夏期休暇でご不在の時の主日礼拝にいらっしゃって、翌週から2回続けて、ご家族も連れて子供の教会に来てくださっています。昨年の春に彼が初めて教会へいらっしゃった時に、「何で誰も新来者に話しかけてくれないのだろう」と先生が嘆かれていたのを覚えていますが、今回は皆さんがあたたかくお迎えし、お茶の会でも色んな方が話しかけているのを見ました。私は最初、違うテーブルにいたのですが、彼にお子さんがいるというのを聞いた方が「子どもの教会を案内したら?」と、わざわざ声をかけてくださいました。それをきっかけにご家族揃って子どもの教会の礼拝に続けてご出席くださっています。先生が一生懸命、呼びかけて働いてこられたことで、教会の意識も大きく変わったな~と思いました。私もその一員になりたいと願います。先生にもその情景を是非見ていただきたかったです。

*****

メールを拝見しながら、目頭が熱くなりました。新来者の迎え方を学ぶ教会信交会(ホスピタリティ、おもてなしについて学びました)、お茶の会の開始、案内係の設置、「礼拝のしおり」の作成…。「どれだけ伝道しても、その実りを入れる器(教会)が穴だらけではせっかくの実りもすべてこぼれてしまう。それでは意味がない。会堂の補修(外なる教会)と共に、喜び祝い合う教会(内なる教会)の形成を一緒に成していきましょう。」一年半かけて、繰り返して訴えてきた事が、着実に教会に浸透しつつある現状を知りました。この方は、再訪以来一度も休むことなく、すでに一ヶ月続けてご家族でご出席くださっています。青森松原教会がこれからもますます神の栄光を現す器として用いられることを、私は確信しています!

それにしても、日本人の奥様がいて、二人のお子様までいて、日本語ぺらぺらだったとは…。昨年の来訪時、たどたどしい英語で一所懸命話しかけた自分が恥ずかしい!笑

感謝と喜びの報告まで。

タクシー

遠出をし、帰りにJR青森駅を利用する際、極力タクシーに乗るようにしています。…あ、誤解のないように。決して怠けたい訳でも、贅沢したい訳でもありません。タクシー利用には、大きく三つの理由があります。一つは、一人でも多くのタクシー運転手に、青森松原教会を覚えてもらうため。もう一つは、教会がどれだけ認知されているかを知るため。三つ目に、最近の町の様子を伺うためです。

先週、夏期休暇の帰りに再びタクシーを利用しました。もう赴任してから7-8回目の利用となるでしょうか。

「青森松原教会まで。」

教会が認知されているかどうかを知るため、あえて詳しい説明はしません。これまでの利用では、一度も認知されず、どこかを詳しく説明しなくてはなりませんでした。今回は…

「松原通り入ってすぐの教会でいいのかな?」

認知されていました!また、「前は看板あったっけ?」とも聞かれました。夜に光る看板を見て、再認識したと話していました。着実に看板設置の効果は上がっているようです。

千円ちょっとのプチ贅沢。でも、一回ランチへ出かけるのを我慢すれば、ほぼ賄えます。これからも伝道と調査のため、タクシーを利用したいと思います!

桃ジャム

先日教会に、牧師の山梨の親戚からたくさんの加工用の桃が届きました。農園を営む親戚が、「甥が牧会している教会のために」と売り物にはならないけれども、食べれば十分においしい桃(大きさが足らなかったり、少し傷がついていたり)を100個近く送ってくれました。すぐに食べれるものをお茶の会に提供し、残りはすべて、教会の婦人たちが長時間ご奉仕くださり、おいしいジャムに作り替えてくださいました。ジャムの売上は、教会の財政を支えるためにすべて献金されます。

遠方から教会を想ってくれる親戚、尊いご奉仕により教会を支えてくださる婦人たち、教会の財政を支えようとたくさん購入してくださる皆さま、多くの愛によって教会の営みが支えられています。桃ジャムを手にした四国へ転居された教会員からも、教会のFacebookにお礼のメッセージが届いていました。すべての事に感謝いたします。

写真は冷蔵庫の中の桃と、加工され、逆さにされ、粗熱をとっているできたての桃ジャムです。

桃ジャム RIMG2087_compressed

新来者

教会員の葬儀等が重なり、約10日間にわたり、教会HPのブログが止まってしまいました。ご心配いただき、教会へご連絡くださった方もいらっしゃいました。それほど多くの方が、気にかけてくださり、お読みいただけているのだという事を改めて知り、大変嬉しくなりました。

7月14日(日)の教会の主日礼拝に、2家族6名の新来者が与えられました。お一人は、教会長老(役員)のご近所の方でした。教会で購読しております「こころの友」というはじめてキリスト教に触れる人のための伝道新聞(月刊)があります。私たちの教会では、新来者等へ差し上げるために受付へ設置したり、教会や会員宅の近隣へ配布し、用いています。上述の新来者は、長老がもう10年以上にもわたって、毎月「こころの友」を届けていた方でした。80歳を超えた婦人が、自家用車でも20分以上かかる教会へ、バスを乗り継ぎ、初めて御来会くださいました。本当に奇跡のような出来事です。

もう1家族は、アメリカからのお客様でした。最近私が知り合った求道者の、お嬢さんと4名のお孫さんでした。

5月に行った教会信交会で、新来者の迎え方について学びました。そこから様々な教会の新しい動きが始まっています。すでに記してまいりました礼拝後の「お茶の会」開始や、新来者へ配布する「新来者セット」(礼拝の説明や、チラシ等の印刷物)の新設、新来者カードの更新、より丁寧に新来者をサポートするための「案内係」の新設。

アメリカから来た女の子は、帰り際に「このchurchが好き」と話していたそうです。教会の一つひとつの営みが、実を結び始めています。これからもますます教会の福音伝道の業が前進いたしますよう、祈ります。

「こころの友」

ポスター

伝道集会やバザー、風のはこんだおはなし会など、教会の各種行事を行う際、教会ではよく手作りのポスターを用います。これまでは、普段は倉庫に眠っている木製の大きな看板に、ポスターを張り、雨よけのカバーをし、さらには重い木製看板を外まで運び、大きな木槌で植え込みに打ち込んで、ようやくポスターの設置となりました。一苦労でした。

教会案内看板の設置に合わせ、看板の下部に、A1版のポスターを掲示できるスペースを作っていただきました。本日設置後、初めてのポスターを掲示してみましたが、ものの1分ほどで作業は終了。今までの苦労はいったい…という感じでした。

「風のはこんだおはなし会」のポスターを、求道者でCSスタッフとしてご奉仕くださっている姉妹が作成してくださいました。素晴らしい出来映えです。多くの方の目に止まる事でしょう。

尊いご奉仕と、すてきなポスター掲示板に感謝です!

(写真だと小さいように感じますが、A3用紙3枚分、かなり大きなポスターです!)

ポスター掲示板

RIMG2080_compressed

今日の一日

祈祷会の後、本日卒寿のお誕生日を迎えられた名誉牧師夫人宅を訪ね、お祝いのカードを届け、お祈りをささげてまいりました。本来は直前の日曜日にカードを渡すのですが、伝道礼拝や合同ピクニックでばたばたしており、渡し損ねてしまいました。でも、誕生日当日に、直接渡せてかえって良かったです。とても喜んでくださいました。

教会に戻り、午後からは伝道部のリーダー(長老、補佐)と打ち合わせを行いました。10月、11月の伝道礼拝の準備状況の確認や、広報(チラシや新聞広告、インターネットの活用等)の方法、次年度の伝道集会にどなたをお招きするか等について検討しました。今年は例年の倍近くのチラシを配布予定です!これまで教会の存在を知らなかった方々が、一人でも多く教会へと足を運んでくださり、キリストの福音に触れていただければと願っております。

伝道部打ち合わせの後、松原町会の「子どもねぶた」の打ち合わせへ出かけました。実行委員スタッフの末席に、赴任直後(昨年)から加えていただいております。毎年7月29日~30日に松原町会の子どもねぶたは運行されますが、昨年そこで多くの子どもや親御さんと知り合い、CSに活気が出てまいりました。今年はどのような出会いが待っているか楽しみです。

子どもねぶたで知り合った子が、ピクニックの日にわくわくランドに来ていました。「今日は教会のキャンプ?」と気にしていました。また教会に来てくれるといいな。

教会の一つひとつの営みが、主によって祝福されますように。

(写真は作りかけの張りぼて状態のねぶた山車と、近隣生協に設置されているねぶた小屋)

子どもねぶた

RIMG2076_compressed

お手紙

先日教会で葬儀を行ったご遺族が、ある方に手紙を渡して欲しいと、本日教会を訪ねてくださいました。東京の某大学病院に勤務する、私の幼なじみ宛でした。

召天者の2ヶ月半に及ぶ入院で気づかされたのは、青森の医療機関の多くはセカンドオピニオンを積極的には活用していないという事実でした。判断の難しい選択が、次から次へと家族に迫られます。何が正しい選択なのかわからず、その都度家族は悩み、苦しみ、「これで正しかったのだろうか」と自分を責めます。

私も医学の知識はありませんので、悩みの中にあるご家族に少しでも役立つ助言をしたいとの想いから、上述の幼なじみに助けを求めました。大学病院勤務の激務の中、また出産し、幼い子どもを抱え、育児に追われる中、突然の連絡にもかかわらず嫌な顔一つせず(直接顔を見た訳ではありませんが…笑)、私からの電話やメールに、何度も何度も丁寧に答えてくれました。少しでも病床にある方や看病されるご家族が、平安の内に過ごせるようにと、心を注いでくれました。本当にただただ感謝するしかありません。

看病に当たられる中、「この先生が青森にいてくだされば良かったのに」とつぶやかれた、ご家族の言葉が大変印象的でした。

御礼状を送りたいと望むご家族に対し、「私は医師として当然の事をしただけ。自分自身、第三者として相談に乗るケースは初めてで、考える時間を与えられ、感謝している」と、住所すら教えようとしない幼なじみ。

本日受け取った御礼状、PDFファイルに添付してメールで送ります。医師として立派に成長した幼なじみ。ますますの活躍と健康を、青森の地から祈っています。心からの感謝を込めて。

 

御礼状

主われを愛す

今朝、教会に嬉しい電話がありました。

教会員のお孫さんで、まだ2歳に満たない男の子が、ある手術のため入院していました。手術は無事に終わったのですが、幼い小さな体への麻酔の影響や、術後の経過などが心配されました。今朝、病院からお電話をいただき、術後の経過も順調で、間もなく退院できそうだとのご報告をいただきました。教会員から、「電話越しに孫へ『主われを愛す』(讃美歌)を歌って欲しい」と頼まれ、1番を讃美しました。

「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ

わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す」

受話器越しにお孫さんの「ばば、歌」との元気な声が聞こえてきて、嬉しくなりました。

教会では、手術を終えた方、手術を控えた方、入院中の方などが何人かおり、毎週の祈祷会でお一人お一人と、そのご家族の平安を覚えて祈っています。祈りによって一つに結ばれている事を改めて感じた一日となりました。お一人お一人の健康と心の平安のために、今日も祈ります。

契約書

築27年目を迎えた教会の会堂。様々な補修の必要が迫っています。その1つ、屋上防水補修工事。

祈りつつ、協議の続けられてきた教会の10年来の懸案でした。いよいよ次週から工事が始まります。本日、正式に契約を交わしました。教会の年度予算とほぼ同額。教会にとって大きな決断です。この補修が、単なる「直すためだけの補修」ではなく、未来へと向かう「伝道のための補修」である事を、私たち教会は忘れてはなりません。

この工事を行うために、教会内外から多くの献金と奉仕がささげられ、教区からも力強い御支援をいただき、ようやく実現へとたどり着きました。皆様のお祈りとお支えを心より感謝申し上げます。

 

契約書