遅ればせながらメル・ギブソン監督の映画『パッション』をDVDで見ました。2004年封切りの、イエス・キリストの最後の12時間を描いた作品です。セリフは1世紀のパレスチナで実際に使われていた、アラム語、ラテン語、ヘブライ語です。その他も忠実に当時の世界を再現しています。とても怖い映画だと思っていたので、こんなに遅くなりました。
2017年の4月7日に見たのですが、映画を見終わった後に昼のニュースでアメリカがシリアに対してミサイルを撃っていたことを知ったので、世も末だと思いました。
昨年度一年間、東京に行っていた教会員の方に「一年間貸してもいいから」と言われたので昨年の3月に借りたのですが、なかなか見る気にならないでいるうちに彼女は今年の3月に帰っていらっしゃいました。そこでいいかげん返さなければと思い、見てみました。
全部見ることは辛くてできませんでしたが、思っていたよりも骨のある、しっかりした映画でした。見ないで返さなくてよかったと思いました。
とても印象に残る受難節の中の1日を過ごすことができ、神様に感謝しました。
(M.T.)