9月の中頃から次男の弁当作りをしていますが、水分補給にと、市販のお茶を持たせていました。次第に気温が低くなり、温かいものがほしい季節になったので、温かい煎茶、麦茶、こんぶ茶などを代わるがわる作って持たせていたところ、姉から「煎茶に抹茶を少し入れても美味しいわよ」と聞いたので、いろいろと入れ方を工夫してみました。
抹茶を入れると、とてもきれいな緑色になり、また香りもよく、嬉しい気分になりました。
また、抹茶を手にしたことから、茶道(表千家)を習っていた20代の頃のことを思い出したのです。短大を卒業し、就職し、多忙な日々を送っていた時で、何か気持ちが落ち着くようなことをしたいと思っていた時でした。、5年位も続いたでしょうか。もうすっかり忘れてしまっていたことが次から次へと頭に浮かんできました。
抹茶特有の香り、何とも言いようのない深い味わいを醸し出す香りが大好きで、気に入っています。
煎茶にほんのひと匙、抹茶を入れたことから昔の思い出が甦ってきたのです。
私は、この抹茶との再会を機に、これからも弁当作りを続けながら、細やかな楽しみにしたいと思っています。
(R.E.)