2015年12月24日に聖夜賛美礼拝がおこなわれました。今年はチラシに工夫をこらしたり、教会のHPやフェイスブックの活用など様々に試行錯誤しました。またアルパ奏者小野華那子氏の演奏もあり、92名の出席のもと無事に終えることができました。皆様の御奉仕と神の御加護を感謝します。
今年の伝道礼拝で久しぶりにマララさんの名を聞きました。となると「もう一人のマララさん」であるパキスタンの少女、ナビラ・レフマンさんのことが気になりました。米国のドローンによる誤爆で祖母を失い、兄弟と共に負傷しました。2013年に米議会公聡会で直接ドローン攻撃を止めるように訴えましたが、そこに来た議員はわずか5人だったそうです。彼女が望んでいることは教育を受けることです。米軍のタリバンの掃討作戦などでパキスタン軍から家や土地を奪われ、避難生活を余儀なくされています。学校には通えていません。
同じパキスタンの少女マララ・ユスフザイさんはタリバンに襲われても屈しなかったとして大々的に報道され、ナビラさんの場合は米軍の誤爆というせいか。ほとんど無視されています。2015年、ナビラさんは広島を訪問し、被爆者の方々と交流しました。いつの戦いでも犠牲になるのは市民です。
2016年はその犠牲がなくなるように祈ります。
(M)