教会の初めての試みとして、先週クリスマスツリー点火式を行いました。世の中に溢れているクリスマスイルミネーション。けれども、なぜクリスマスの時期にイルミネーションを灯すのか、その本当の意味が忘れ去られているように思います。教会こそが、クリスマスのイルミネーションに相応しい場所であります。
「クリスマスイルミネーションの本当の意味を、地域の人々に知っていただきたい」との趣旨にご賛同くださった地元建設業者の御好意で、想像を超える立派なクリスマスツリーが献品され、設置まで無料で行ってくださいました。
当日は地元ケーブルテレビも取材に来てくださいました。初めての試みにあたり、様々な準備に追われ、十分な告知もできないまま当日を迎えました。チラシができあがったのも1週間前、配布できたのも200枚足らず…。けれども当日は、子どもの教会を中心に予想を大幅に上回る60人近い方々が集ってくださいました。その様子がいよいよ一昨日、7日(土)正午からケーブルテレビで放送が始まりました。一週間続けて放映され、再放送を含めると計20回にわたって、松原教会の各クリスマス行事の案内までテロップ付きで紹介されるそうです。
一度経験すると、様々な準備も前もって進められると思います。来年はもう少し広く告知をし、より多くの方と共に「世を照らすまことの光」を待ち望む、アドベント最初の日を過ごしたいと思います。私が東京の某キリスト教主義学校の事務員をしていた時、そこで担当した点火式には6,000人を超える人々が集っていました。いつかこのツリーの光が、松原の町のシンボルとなり、みんながその光の意味を理解し、共に集う日を夢見て、一つひとつの教会の営みを祈りつつ進めてまいりたいと思います。
また、この働きのために、多くのご奉仕と献げ物があったことを、しっかりと胸に刻まなければなりません。感謝。