青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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教会行事

バザー準備(その2)

今日も朝から婦人たちがバザーの準備を進めてくださっています。

ご奉仕くださる婦人たちからの声を受け、台所作業が少しでも楽になるよう、台所水栓をひねるタイプのものから、ワンタッチのものに変えました(27年目の老朽化と合わせ)。お手洗いの水栓も、かなり強くひねらないとポタポタと水が落ちるような状況にありましたので、たくさんのお客様をお迎えするのにふさわしく、同様にワンタッチのものに交換しました。

そしてたった今、待ちに待った「スタッフTシャツ」が届きました!昨年のバザーの反省に、「スタッフとお客様の区別がつかない」との声が挙がりました。奉仕者の一体感を高めるため、また教会の名前を覚えていただくために、「青森松原教会」の名を付したスタッフTシャツを作成する事にしました。教会員の奉仕者には、ご奉仕いただく上に購入していただくため、大変心苦しいのですが、Tシャツをご覧になった婦人たちやCS教師たちの反応はとても良かったです。提案者として、少しホッとしています。

今年度、教会の入り口に設置した看板の色と合わせました。一人でも多くの人の心に、教会の働きを通し、キリストの福音が届きますよう祈りつつ、準備を進めてまいりたいと思います。

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バザー準備

23日(月・祝)に行われるバザーへ向けた準備が着々と進められています。

昨日も今日も、婦人たちが教会に集まり、製作品作りに励んでいます。あ、明日もでした…(^^;)。来週も三日ほど集まってくださるそうです。

牧師も牧師にできる準備を進めています(ちなみに今年はバザー委員長兼務です。笑)。昨日は八甲田の沖揚平に行き、毎年新鮮な朝採れ野菜をご提供くださるご夫妻に挨拶してまいりました。甘い、おいしいトウモロコシをごちそうになりました。その後は近隣の大手スーパーへ向かい、献納品・製作品販売に用いる「カゴ」を借りる交渉をしてまいりました。御好意で無料で借りられる事になりました。今朝は取引先の各金融機関を教会の会計長老(役員)と回り、バザーの案内と共に、献納品の協力を求めてきました。私はクリアファイルやタオル等の小物が少しでもご協力いただけたらと思っていたのですが、予想を遙かに超えた立派な献納品をたくさんいただいてしまいました。この後、別の大手業務スーパーへ向かい、食材をまとめ買いするので、単価を安くしていただけるよう交渉に向かいます。

今日は、昨日の地元紙掲載に続いて、近隣5,000超世帯へバザーチラシがポスティングされる日でした。こちらにも今までには経験した事のない驚きの反応がありました。金融機関への挨拶回りから戻ると、教会へ一本の電話が!「チラシを見ました。町会への寄付や、被災地支援という趣旨に賛同し、バザーへ品物を提供したいのですが…。」今年からチラシの文面に、町会への寄付や被災地支援の事を載せるようにしました。教会が毎年行っている社会貢献・地域貢献も、やっている良い行いを示していかないと何も通じない事に気づかされたからです。ただいまお申し出のあったお宅に訪問した所、抱えきれないほどの品を御献納いただきました。

驚くべき恵み。一つ一つの愛の献げものに、ただただ感謝するばかりです。残りあと10日!心を込めて準備を進め、皆さまのご来場をお待ちしています。

教会バザーへ向けて

9月23日(月・祝)に教会バザー(11:00-13:30)を行います。バザーへ向け、様々な準備が進められています。

何ヶ月も前から婦人たちはバザーで販売するロウソク作り(押し花の飾りのついたステキなデザインです!)を始め、またそれぞれのご家庭でも、鍋帽子作りや壊れた傘を用いたエコバッグ作り、カード作り、染め物の袋作り等が進められています。近々、教会に集まり婦人たちのお菓子作りも始まります。お菓子作りの中心となり、指導してくださる婦人は、プロとしてパンやお菓子を販売できる(お店や教室を開ける)資格をお持ちだと伺いました。とても美味しいです!

全国各地から献納品もたくさん寄せられています。先日も、会堂補修工事を請け負ってくださった業者からたくさんの献納品が届けられました。ご協力くださるとは聞いていたものの、多くても段ボール1-2箱程度のものだろうと思っていたのですが、届いてビックリ!10箱近くはあるでしょうか?山のような献納品が届きました。工事でも大変良くしていただいた上に、何とお礼を申し上げて良いのかわかりません。

また、今年も東京から学生たち8名がバザーを手伝いにやってきてくださいます。今年は子どもの教会の子どもたちも、クレープやジュース販売のスタッフとして加わってくださいます。

お一人お一人の祈りと奉仕に支えられ、着々とバザーの準備が進められています。「お・も・て・な・し」の心で、皆さまをお迎えしたいと思います!写真はたくさんの献納品です。この倍ぐらいの量を日曜日に値付けしたばかりでした(^^;)。

 

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クリスマス

教会では、夏が終わると早々とクリスマスの準備が始まります。一般の企業等とは異なり、一週間に一度しか顔を合わせませんので、準備を早め早めに進めないとなりません。

教会全体としては礼拝部が中心となり、クリスマス委員会が立ち上げられ、クリスマスに向けた様々な準備を進めてくださっています。子どもの教会では、子どもたちが増えてきた事に伴い、数年ぶりにクリスマスページェント(生誕劇)を行う事になりました。すでに台本も完成し、間もなく練習を開始する予定です!

本日私は、朝から業者とクリスマスイルミネーションの打ち合わせを行っていました。今回の会堂補修工事を行ってくださった業者の社長の御好意で、サービスでイルミネーションを設置してくださる事になりました。これまでも教会では、細々とではありますが、クリスマスイルミネーションの設置を続けてまいりました。昨年、赴任して初めて拝見し、少し寂しいなと感じました。委員会でも話し合い、今年は少し華やかにしようと予算も組みました。けれども思わぬ形で、想像を遙かに超える立派なイルミネーションが設置される事になりそうです。ただただ感謝です。

アドベントの開始に合わせ12月1日(日)の夕方から、教会の初めての試みとして、子どもの教会主催のクリスマスツリー点火式も行う予定です。そして、その様子をTV局に取材していただこうと、現在プレスリリースの準備も進めています。

クリスマスへ向けた一つひとつの営みが、主によって祝され導かれますよう、願い、祈ります。

※画像は完成予想図です

 

完成予想図 RIMG2283_compressed

被災地訪問キャンプ③

キャンプ二日目は陸前高田(奇跡の一本松)~吉浜(大船渡経由)を巡るルートでした。

実際に奇跡の一本松のモニュメントを目の前に、それ以前の「高田松原」の写真を眺め、改めて津波のおそろしさを子どもたちは体感したようでした。一本松を眺めた後、高台に向かい、語り部の解説を伺いながら、どのようなルートで津波が襲い、被害が広がっていったのかを知りました。

陸前高田と吉浜を眺めたのは、同じような地形、同じような津波が襲ったにもかかわらず、方や壊滅的被害、方や流された家はわずか1戸(浸水もわずか5件程度)という、両者の違いを学ぶためでした。語り部の説明によると、何度も津波被害に遭っている三陸海岸において、海近くへの居住禁止は、村人の暗黙の了解であった。けれども、漁業や加工業の発展と共に、外からの転入者が増え、人々の生活の中心が次第に海沿いへ移ってしまった事によってできたのが、陸前高田等の町だそうです。一方で吉浜は転入者が少なく、古くからの言い伝えが守られ、海岸沿いはほぼすべて農地としていた。それが被害の差を生んだと伺いました。「耳のある者は聞くが良い」。聖書の言葉が頭の中に響いていました。

子どもたちがこのキャンプで何か一つでも感じ取り、これからの生き方に結びつけてくれればと願っております。

(追伸)

お昼は、NHKの朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」で話題の南三陸鉄道を眺めながら、吉浜駅のキッピンセンターで「流しそうめん」を楽しみました♪子どもたちも大興奮でした!

奇跡の一本松 RIMG2160_compressed

被災地訪問キャンプ報告②

「また明日」と記しつつ、バタバタしており何日も経過してしまいました↓

土砂降りの雨も峠を越え、大船渡に近づく頃には晴れてまいりました。1時間半遅れでしたが、無事に到着しました。夕飯までに「かもめのたまご」で有名なさいとう製菓(被災した工場を「人々が忘れないために」と残してある)と仮設住宅を回る予定でありましたが、泣く泣くさいとう製菓をあきらめ、仮設住宅へ。仮設住宅にお住まいの方々のお話を伺い、報道と現実とのギャップ、私たちの感じ方と実際に生活されておられる方とのギャップを感じました。最後に子どもたちの元気な讃美と、教会員が「被災地の方々のために」と折ってくださった折り紙をプレゼントしました。帰り道にほんの数分でしたが、さいとう製菓の被災工場に立ち寄り、教会へ戻りました。

子どもたちとスタッフは銭湯へ、牧師と大人数名でバーベキューの準備。戻ってからみんなでおいしく楽しいバーベキューの時を持ちました。お腹も心も満たされた後、「証しと讃美の会」を行いました。大船渡教会からは、村谷牧師が被災や復興の体験をお語りくださいました。松原教会からはスタッフの一人が信仰の証しを行いました。花巻教会からは、鈴木牧師夫妻によるゴスペルの讃美がささげられました。21時にホテルへ移動する大人たちを見送り、その後讃美の続きと花火大会を行い、一日目を終えました。

本当はバーベキューも、「証しと讃美の会」も、もっとゆったり行えるはずが、すべて大雨の影響でせわしなくなってしまいました。けれども、意外と子どもたちの印象に残っているのは、ほんの数分の滞在だった被災工場であったり、せわしなかったバーベキューだったり…。すべてを用いてくださる神様の偉大さを感じる一日目でした。感謝。

被災地訪問キャンプ報告①

8月9日(金)~10日(土)の日程で、子どもの教会(CS)主催の被災地訪問キャンプへ出かけてまいりました。教会からは子ども8名、スタッフ9名、大人5名の計22名の参加でした。宿泊させていただいた大船渡教会から子ども2名、大人2名、弘前西教会から子ども1名、大人1名、花巻教会から牧師夫妻、『信徒の友』の取材1名。合わせて5教会、子ども12名、大人18名、計30名の参加となりました。

初日はトラブルの連続でした。ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、東北地方を襲った歴史的豪雨の中の移動となりました(正直バスの中では、そこまでの被害が出ているとは知る由もありませんでした)。前日の天気予報では青森市:曇り、大船渡市:晴れ。何の問題も感じておりませんでしたが、翌朝目が覚めると青森市は雷を伴う強い雨が続いていました。教会周辺の地盤の低いところでは冠水しているほどでした。大船渡は晴れの予報でしたので、向かっている内に天気も回復するだろうと期待し、道中の安全を祈り出発!

しかし、雨は止むどころか、どんどんと強まり、高速道路には「通行止め」の文字が…。強制的に高速道路を下ろされると、一般道は場所によって冠水したり、土砂崩れを起こしているような場所も見えたり、川には真黒な水と共に、折れた大木が流れ、携帯電話には「緊急」を知らせる避難勧告の災害メールが届く有様。果たして無事に着くのだろうかと心配しつつ、けれども子どもたちを不安にさせないように、車内ではオリエンテーションや参加者同士の名前を覚えるゲームなどで盛り上がっていました。

続きはまた明日。

いよいよ…

子どもの教会(CS)被災地訪問キャンプがいよいよ今週に迫ってまいりました。子どもたち9名、スタッフ8名、一緒に被災地を訪問する大人5名、総勢22名で大船渡教会を訪れます。大船渡教会からも子ども3名を含む6名の参加、花巻教会からは牧師夫妻が、取材も含めると30名を超える大所帯です。

今日も朝からCSスタッフが買い出しに出かけ、午後からは買った食材を冷凍したり、下準備を進めました。

どのような出逢いが俟っているいるか、今から楽しみです。すべてが主によって守られますように。

おはなし会報告

前回のブログに「風のはこんだおはなし会」の準備状況を記しました。奉仕者も増え、チラシ配布範囲も広がり、教会の伝道に対する熱意の盛り上がりをお伝えしました。果たしてその結果は…?

2013年度 「風のはこんだおはなし会」

 子ども21名、大人19名(うちスタッフ9名)、計40名

この数字が多いのか、少ないのか、教会外の方には判断がつかないかもしれません。

昨年度が子ども17名、大人17名、計34名でした。昨年から6名増と「微増」のように見えるかもしれません。けれども、昨年度自体、それまでの「おはなし会」に比べて「激増」だったのです。一昨年度は7名、18名、計25名でした。それ以前もだいたい似たような数字です。特筆すべきは、子どもの参加者が大幅に増えている点です。2年前の実に3倍です。

そして今回の参加者に多く見られた特徴は、教会員のご近所の方で初めてチラシを受け取って来られた方や、これまで配布していた学校や施設以外の初めて顔を見る参加者が多かった事です。つまり、教会員一人ひとりの伝道の熱意が生み出した、足で稼いだ「新しい参加者」が数多くこの会に参加してくださったのです。

近隣の在校児童500名や800名を数えるマンモス小学校にチラシ配布をお願いし、一気に参加人数を増やす事もできるかもしれません。けれども、絵本の読み聞かせを中心としたこの集まりに、あまり多くの子どもが来すぎても対応しきれませんし、せっかく来てくれた子どもの心に、メッセージが届かなくなってしまうでしょう。これからも地道に、誠実に、活動を続け、子どもたち一人ひとりの心を育む教会を目指してまいります。

 

風のはこんだおはなし会

以前のブログにも記しました(「広報あおもり」)が、7月20日(土)に青森市民図書館・青森市読書団体連絡会主催の「風のはこんだおはなし会」が、教会を会場に行われます。

昨年に引き続き、近隣の小学校に全校配布を依頼しました。また、先週の水曜日(10日)に子どもの教会(CS)教師たちが、手配りで近隣のご家庭1軒1軒を回り、配布してくださいました。配布範囲は昨年の約4倍、配布枚数は約2倍、配布に携わってくださった教師の数も約2倍…。今年度の教会の年度主題「伝道する教会」にふさわしく、一人ひとりの伝道の熱意が高まっている事が、ここからもわかります。それぞれの御奉仕が主によって顧みられ、豊かに用いられますよう祈ります。

その様子を拝見しながら、5月に召天された一人の姉妹の働きを思い浮かべていました。「おはなし会」の前身とも言える、教会の子ども文庫活動に80歳を超えてから携わり、地域の子どもたちを想い、近隣の1軒1軒を、断られても断られても回り続け、教会の文庫活動の周知を広めていきました。その尊いお働きにより、爆発的に子どもたちの参加が増え、現在の教会のCS活動につながっています。

信仰のバトンが今私たちの手に届けられています。しっかりと次に届けてまいりたいと思います。

画像は、CS生徒が描いてくれた絵を元に作った、今年度のチラシです。

おはなし会チラシ