着任からしばらくの後、教会の様子が少しわかってきた所で、しばらく礼拝をお休みされている教会員や、新来者カードに住所を記してくださった求道者の方々へ1-2ヶ月に一度、礼拝案内のお手紙を発送し始めました。毎回20通ほど発送しますが、ほとんどは反応がありません。けれども、心折れずに根気よく続ける事が大切だと思っています。
昨日嬉しい出来事がありました。昨年の12月末以来、約1年の間礼拝をお休みしている求道者のお一人が、久しぶりに礼拝へ出席されました。「もういらっしゃらないかな…」、「案内を送り続けるのもしつこいと感じるかもしれないので、控えた方が良いかな…」と、様々に悩んだ事もありました。お話を伺ったところ、しばらくご病気で入院されており、その間も教会からの案内が届き、そこにある一言一言が嬉しかった、久しぶりに礼拝へ出席でき本当に嬉しいと、涙を流して話していらっしゃいました。本当に嬉しかったです。しっかりとその方の心に届いていました。続けてきて本当に良かったと思いました。
いろいろな方から「先生は筆まめね」と声をかけられます。それはきっと礼拝案内だけでなく、御礼状やお見舞い状を多数書いてきたからです。昨年一年間で1,000通近くは書いたでしょうか。でも告白すれば、私は根っからの「筆無精」です。牧師として必要な働きだと考え、筆無精の自分にむち打って書いています。教会員の受洗記念カードや、教会員一人ひとりへのクリスマスカードも昨年から始めました。昨年は予算になかった事を勝手に始めたので、カードも切手もすべて牧師個人の持ち出しで行っていました。それを知った教会内外の方から、カードや官製はがき、切手など、多数の献品をいただき大変助かりました。おかげさまで今年度からは、ちゃんと教会の一般会計に予算化していただきました。
そのような関係から、教会近くの青森市中央郵便局には何度も足を運んでいます。29時(翌朝5時)までに投函すれば、本局ですので、市内であればその日の内に配送されます。先週も3日連続で日付変更線を超えてから投函に行きました。お礼やお見舞いは、スピード感が求められるからです。すっかり顔なじみで、最近では「ハガキ1通でも取りに伺います。記念切手も各種揃えてお持ちします」と局員が話してくださいます。ありがたい事です。
これからも教会の伝道のために、筆無精の筆奉仕を続けてまいりたいと思います。
画像は、先日購入した冬のグリーティング切手です。クリスマスカードに使います。