本日はアドベント(降誕節)第2主日礼拝が守られました。聖壇クランツの4本のろうそくの内、先週に引き続き本日、第2のろうそくにも火が灯されました。4本のろうそくすべてに火が灯ると(あと2週で)…、そう、クリスマスなのです。
前回のブログ筆者に引き続き私もクリスマスページェント(聖誕劇)について記します。それはこの時期、ずっと忘れられない詩があり、ここで紹介したいと思ったからです。
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星を動かす少女(散文詩集「年輪」より)
作 松田明三郎(まつだ あけみろう1894-1975)
クリスマスのページェントで
日曜学校の上級生たちは
三人の博士や
牧羊者の群や
マリヤなど
それぞれ人の眼につく役を
ふりあてられたが
一人の少女は
誰も見ていない舞台の背後にかくれて
星を動かす役があたった。
「お母さん、
私は今夜 星を動かすの。
見ていて頂戴ね・・・」
その夜、礼拝堂に満ちた会衆は
ベツレヘムの星を動かしたものが
誰であるか気づかなかったけれど
彼女の母だけは知っていた。
そこに少女のよろこびがあった。
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アドベントの時、一本ずつ増えて行くクランツのろうそくのともし火と、ページェント(聖誕劇)の練習に励む少女の姿。
そしてクリスマスを迎えた日……イエスさま誕生の喜びと、少女の母の喜び。
私は、これらの喜びが少しずつ重なっていき、自分の心にもキュンとなってしまう何かが生まれて来てしまうのを感じるのです。
青森松原教会では、12月21日(日)クリスマス礼拝の後の祝会で、子どもの教会の子どもたちによるページェントが演じられます。楽しみです。
(H)