説教題「私たちは本当に救われているか」 説教者 半澤 洋一牧師
聖書 詩編17編1-15節 ルカによる福音書16章19-31節
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説教題「私たちは本当に救われているか」 説教者 半澤 洋一牧師
聖書 詩編17編1-15節 ルカによる福音書16章19-31節
二月初旬のこと、孫の小学校の「スキー教室」が行われました。「お弁当」が必要とのことで、当日は朝早目に起き準備しました。何を作ろうかと考えていた時に、はるか昔、60年位も前、自分の中高時代、電車通学をしていた頃の「お弁当」を思い出しました。
朝5時半ころ起きて、台所に行った時、食卓に何も上がって無かったので、母に「今日のお弁当のおかず何?」と聞いたとき、母はニコッと笑いながら、「マズロ(待ってね)、これから畑サ行って採って来るガラ」と言って、畑の方へ行ったのです。十数分して戻って来た時には、前掛け(前半分のエプロン)の中に、ナス・ほうれん草、トマト、キュウリなど野菜が一杯入っていました。
出来上がった「おかず」は、塩マスの焼き魚、ナスの味噌いため、ほうれん草のおひたし、卵焼き、トマトなどでした。食べ盛りの私のその日の昼食は「お弁当」プラス菓子パン1個でした。16歳で父、30歳で母と死別しましたが、懐かしく楽しい思い出がたくさんあります。その中でも前述した「お弁当」の思い出が特に強く心に残っています。
「スキー教室」を終え、帰ってきた孫に「スキー教室」どうだった?と聞くと、まず第一声が「楽しかった」とのこと。あとは、初級者用の低い山から、何度も転びながら滑り降りて来たけれど、とても楽しかったと言う。
ケガもなく元気に、そして何よりも楽しく「スキー教室」を経験出来たことを学校の先生方に感謝すると共に、天の父なる神さまに、心から感謝の祈りを献げました。(R.E.)
説教題 「自分の正しさ、神の正しさ」 説教者 半澤 洋一牧師
聖書 サムエル記上16章1-13節 ルカによる福音書16章14-18節
聖書 ゼファニア書2章1-7節 ルカによる福音書16章1-13節 説教者 半澤 洋一牧師
説教題 「優等生の罪」 説教者 半澤 洋一牧師
聖書 エゼキエル書33章10-11節 ルカによる福音書15章11-32節
説教題 「あなたの帰りを待つ神」 説教者 半澤 洋一 牧師
聖書 エゼキエル書18章31-32節 ルカによる福音書15章11-24節
2021年1月10日の日曜日、大雪で教会に行って礼拝を捧げることはできませんでした。家の前の道路を右に曲がるとプリウスが雪に埋まっていて、左に曲がるとまた別な車が車輪を雪にとられている、というような感じでした。翌11日も2軒隣の家でホームタンクに灯油を入れてもらおうと呼んだ燃料車が曲がり角の塀にびっしりついた雪のために近づくことが出来ず、長いホースを伸ばして給油するような有様でした。
雪に閉じ込められる身になりましたので、聖書の中にも雪に閉じ込められる話はないかな?とスマートフォンを検索してみました。中東には雪があまり降らないせいか聖書そのものにはありませんでしたが、宗教改革で知られるマルティン・ルターの話が出てきました。
宗教改革でローマ教皇に破門されてしまったルターは、ザクセン選帝侯にかくまわれ、ヴァルトブルク城の一室に身を隠しながら1年かけて新約聖書のドイツ語訳を完成させました。当時はラテン語のみしか認められていなかった新約聖書の表記をドイツ語で読めるように翻訳して民衆に広めたのです。雪ではなく世俗の権力によって閉じ込められたのだと思いました。
話は変わります。
1972年頃「痴呆」と呼ばれ、家の座敷牢みたいなところにいれられたり病院に入院しても徘徊しないように拘束されたりしていた認知症の患者さんたちに適切な治療をしようと「痴呆」から「認知症」へ呼称変更に関する国の諮問機関のメンバーになり、力を尽くしたお医者さんが88歳の時に認知症になりました。今年は誕生日がきたら92歳になります。若い頃先輩に「あなたの研究は最後にあなたが認知症になることによって完結する」と言われたことがあるそうですが、年月を重ねて本当にそうなってしまいました。長谷川和夫医師のことです。2020年の1月にNHKスペシャルで取り上げられましたのでご覧になられた方も多いかと思います。先生やご家族の方々にも病の身体をテレビカメラの前にさらすことに躊躇はあったそうですが、認知症の患者さんやその家族に正しい理解をして欲しいと思い取材に応じたそうです。実際、認知症になった私の母と同じ反応を示していたところも放映され驚きました。
先生はキリスト教徒で奥様と初めて会ったのは教会で、その時奥様は小学生で、まさかその子と将来結婚することになるとは思ってもみなかったそうです。
『ボクはやっと認知症のことがわかった』と『父と娘の認知症日記』という2冊が出版されました。もしもご興味がありましたら一読してください。(M.T.)
説教題 「塩味に徹して生きる」 説教者 半澤 洋一牧師
聖書 創世記22章1-14節 ルカによる福音書14章25-35節
手仕事会などでお茶を入れた時、私はしばらく飲めません。猫舌だからです。熱々のポタージュスープなどが一番危険で、何度舌をヤケドしたことか・・・。ある日、「チコちゃん」で猫舌をやるときいて、期待して見ていたら、「猫舌は食べるのがヘタだから」でした。思わず「ヘタって言うな-!」と叫んでしまいました。解説によると、舌で熱に敏感な部分は舌の先だけで、舌の真ん中や舌の裏は熱さに鈍感とのことでした。以前ポタージュでヤケドした舌は舌の先だったのでなるほどと思いました。番組では、猫舌の被験者に舌の先を上顎につけて舌の裏側と下顎で熱い飲み物を受ける訓練をしていました。私もマネしてみましたがとてもやりづらく、その都度うがいのように上を向かないとできませんでした。ピアノのレッスンの時に先生のT子さんにその話をして、熱いものを飲むときに上顎に舌をつけているか聞いてみたら、そんなことはしていないとのことでした。彼女は下顎の前歯の裏に舌の先をつけて、舌の真ん中で飲み物を受けて飲むそうです。よくよく、思い出すと「チコちゃん」でも、歯の裏に舌をつける方法にも触れていたような・・・。やってみたら、そちらの方がずっとやり易かったので、以後そうしています。が、やはりヤケドが怖くて、少し冷ましてから飲んでいますが、冷まし時間が前よりは少なくなりました。猫舌でないみなさん、どうやって飲んでいますか?教えてください。
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猫関連?で、旧約聖書に「トラ」の話がありました。士師記10章1,2節「アビメレクの後、ドドの孫でプアの子であるイサカル人トラが、イスラエルを救うために立ち上がった。彼はエフライムの山地のシャミルに住み、23年間、士師としてイスラエルを裁いた。彼は死んで、シャミルに葬られた。」士師記2章17~19節「・・・彼らは、先祖が主の戒めに聞き従って歩んできた道を早々に離れ、同じように歩もうとはしなかった。主は彼らのために士師たちを立て、士師と共にいて、その士師の存命中敵の手から救ってくださったが、それは圧迫し迫害する者を前にしてうめく彼らを、主が哀れに思われたからである。その士師が死ぬと、彼らはまた先祖よりいっそう堕落して、他の神々に従い、これに仕え、ひれ伏し、その悪い行いとかたくなな歩みを何一つ断たなかった。」とありますが、士師記10章の「トラ」もそんな士師のひとりでした。(ペンネーム:すぬこ)こと(S.K)