皆さんは健康診断を受けていらっしゃいますか?人と同じで、教会も健康診断が必要だと、今回改めて気付かされました。症状が分からなければ、治療法を決められないのと同じように、教会の現状が分からなければ、その状況への対処は不可能です。まず己を知ること。その重要性を感じました。
5月10日(土)、11日(日)と、キスト岡崎宣教師ご夫妻をお招きし、伝道集会、伝道礼拝に引き続き、教会修養会でもご奉仕いただきました。修養会の中で、教会の健康診断をしていただきました。ご用意いただいた質問用紙により、いくつかの質問事項に答えていく形で進行していきました。4グループに分かれ協議を進めたのですが、終了時間が過ぎているのに「時間が足らない」と多くのグループが話し続けていました。正直、赴任して2年の間、修養会や信交会を行ってまいりましたが、このように「時間が足らない」という反応は初めてでした。驚いています。伝道への熱い想いが教会の中に芽吹き始めています!
この熱い想いを無駄にしてはならないと考え、5月25日(日)に教会信交会を行い、修養会の学びを更に深めました。
健康診断を元に、そこから気付い事や驚いたことをグループに分かれて共有した上で、それらを土台に「では、青森松原教会はどのような教会になりたいですか?」と問いかけ、改めてグループごとに協議していただきました。
「自分の気持ち、抱えている問題、個人的な悩みを言い合える教会でありたい(牧師に、長老に、教会員に)」、「自分の賜物を生かせる奉仕をし、喜びの教会を形成したい」、「困った問題に直面したときに、教会員同士が祈り、分かち合える教会になりたい」、「すべての来会者を心から温かく迎える教会でありたい」、「にこやかに誰とでも挨拶し合える教会でありたい」、「楽しい笑いに満ちている教会になりたい」、「何でも話し合える仲間になりたい」、「教会が声をかけ合える場でありたい」、「気楽に新しい人が来られる教会でありたい」・・・。
13項目挙がった内、実に9項目が「交わり」に関する「願い」でありました。「礼拝出席者の名前がわからないので、名札を付けて欲しい」などの具体的な声もありました。挨拶や名札など、今すぐに始められることもありました。
この結果から分かることは、それだけ今の青森松原教会に「交わり」が足りていないという現実であります。この「症状」を教会で分かち会えたことに大きな意味があると思います。「早くこの話し合いの続きをやりたい!」そのような声が参加者たちから聞こえてきました。
「さあ、ではまず挨拶をしてこの会を閉じましょう!グループの人全員と握手をして、挨拶をして帰りましょう。」
みんなニコニコしながら挨拶して帰途へつきました。教会の中で、確かに何かが動き始めています!これからの歩みがますます楽しみになりました。
たくさんの気づきを与えてくださったキスト岡崎宣教師ご夫妻のお働きを心から感謝申し上げます。来年、また来てくださることになりました♪
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