青森松原教会ホームページ

青森松原教会は132年の歴史を持つ、キリスト教の教会です。

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青森松原教会が変わる!

青森松原教会が変わる!

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ペンテコステ(聖霊降臨日)礼拝がささげられた5月19日(日)の午後、今年度最初の教会信交会を行いました。①年配者への対応、②新来者の迎え方、③年二回の教会総会についての三点をテーマに、二時間にわたって貴重な学びと交わりの時を過ごしました。①はケアマネージャーとして奉職されている教会員が、お忙しい中にもかかわらず、講師としてのご奉仕を担当してくださいました。心より感謝いたします。年配者の礼拝出席者が増える中、安心・安全に出席者が礼拝へ集中できるための重要な学びとなりました。

信交会において特にお伝えしたいのは、②であります。学びを通し、教会が大きく変わりました!信徒と牧師の発題に続き、活発な意見交換がなされ、そこから一つの動きが生まれました。これまで、礼拝が終わるとそれぞれの集会や奉仕など、三々五々散っていた青森松原教会。新来者や求道者、他教会員らは、捨て置かれていました。信交会の学びと意見交換を通し、礼拝堂後方にお茶飲みスペースを設置し(廊下は寒い、和室等は教会の一番奥にあるため移動してまで参加する者があるかという点を考慮などから)、礼拝直後20分間はすべての奉仕に先んじて、教会全体でお茶の時間を共にする事を決めました。これは私(牧師)が青森へ赴任する前に一年間過ごし、大きな恵みをいただいた上尾合同教会の営みを真似たものです。

「礼拝堂で飲食するなんて」という声もあるかもしれません。賛否両論ある事でしょう。けれども、拡大や縮小など移行期にある教会ではよく見る光景だと思うのです。私の母教会でも、旧会堂では会員増加に伴い集会室では参加者が入りきらなくなり、愛餐会は礼拝直後に会堂のイスを動かし、テーブルを運び入れて行っていました。また近隣の小さな教会でも、クリスマス等の多くの人が集まる際の愛餐会は、礼拝堂に机を運び入れて行っています。青森松原教会は、100名が座れる礼拝堂にもかかわらず、毎週40名前後の出席者で礼拝を守っています。バラバラに座り、少し寂しい雰囲気です。後方30席分がお茶飲みスペースに変わる事で、礼拝の一体感が増し、新たな交わりが生まれ、相乗効果もあるのではないかと期待しています。

牧師として何より嬉しかったのは、学びと交わりが、単なる「絵に描いた餅」、「夢物語」で終わるのではなく、「いつやるの?今でしょ!」(笑)とでも言わんばかりに、信交会直後にみんながイスを動かし、二階からテーブルを下ろし、まるでこのために最初から用意されていたかのようなテーブルクロスを婦人たちがセットし、お茶のみスペースの設置がその日の内に終えられた事です。早速来週から礼拝直後のお茶の会が始まります!

初代教会と同じように、教会に集うみんなの心が、聖霊によって熱く燃えているのを感じた一日となりました。聖霊に突き動かされた教会のこの新しい営みが、主によって祝され、導かれますよう祈念いたします。

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