多くの家庭では、クリスマスが近づくときれいな灯りのクリスマス・ツリーを飾ります。
統計によると、アメリカの約3分の2の家庭ではクリスマスの楽しさは灯りをつけたクリスマス・ツリーが中心だと言っているという。
クリスマス・ツリーにモミの木が用いられるようになったことの伝説がある。
8世紀の頃、ドイツに派遣された最初の宣教師ボニファティウス(紀元672-754年、もとの英国名:ウィンフリド)が、オーディン(北欧神話の神)の神聖なカシの木に人身犠牲をささげようとしている様子を見て、彼らにこの野蛮な行為をやめ、まことの神に帰依するように説得した。丁度かたわらに生えていた小さなモミの木を指し、これを家に持ち帰って、幼子キリストの御降誕を祝うようにすすめたが、その日は12月25日であったというのである。
他にも諸説あると思うが、いずれにしてもクリスマスは暗闇の中にある人々に希望の光を与えてくださる救い主イエス・キリストの御降誕を心から喜んでお迎えすることが一番である。
新年も神の御守りと御導きに感謝を忘れず、礼拝や祈祷会などで、みな共に祈りを合わせ、信仰によるしっかりとした歩みを続けたいと思うのである。
(R.E.)
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