今年の青森は数年ぶりに大雪です。地球温暖化で青森周辺の海の海水温も高くなっているので、水蒸気が多く、そこに寒気が来ると大雪になるのです。今年は12月からと大雪が早いのは地球温暖化による海水温上昇の影響です。
早朝、夜明け前から雪かきをします。非力なので雪を掻き揚げることはできず、深く積もった新雪に、スノーダンプを突っ込んですくい、裏庭までのろのろ運んで、裏庭に運んで踏み固めるので、ものすごく時間がかかります。54年版の讃美歌94「ひさしくまちにし」を歌いながら、ひとり、のんびり雪かきします。(まだ、ご近所は寝ている時間なのでマイペースでできるのがいいのです。)
裏庭の先に、よその所有地で人が住んでいないそこそこ広い土地があり、雪原と林があるのですが、夜が明けて、空が薄紅色に染まり始めると、林の白い雪の枝を透かして美しく、さらに朝日が斜めに射してくると、一層神々しく綺麗です。そんな時は、童話「ナルニア国物語 ライオンと魔女」のルーシーが隠れた衣装ダンスの奥の先に雪の林があってナルニア国に迷い込んでしまった場面を思い出します。静かに雪が降っていて、朝日の弱い日でも、なにかしら仄明るくなって、やはり綺麗です。ですから、静かな朝にひとりで雪かきできるのは幸いです。
青森の雪は朝雪かきして、午前雪かきして、午後雪かきして・・・と際限もなく続き、翌朝また積もっているのです。うんざりするところもあるのですが、まあ元気を出して、日々雪かきに励みましょう。 (すぬこ こと S.K.)
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