「子供」と「子ども」、あなたはどっちを使っていますか?
今の時代、「こども」の表記が「子ども」と書かれることが多くなりました。
★「供」は「お供」ということで、こどもが大人の付随物であると連想させる。
★お供え物を表し、昔行われていた、こどもを神への生け贄としたことを連想させる
といったような、人権的発想からというのが大きな理由のようです。
「子供」と書いたら間違いか、差別用語かというと、そうではないんです。
文部科学省(文科省)では、2013年、「子供は差別表現や否定的意味ではない」として、すべての公用文書を「子供」に統一しています。
当教会で用いている新共同訳聖書では、「子供」と表記されています。発行元の『日本聖書協会』に問い合わせたら、『日本聖書協会』には翻訳部があって、そこで今翻訳中の聖書では「子ども」と表記をしているそうです。今度聖書が出版される時は、表記が「子ども」に変わるのかも知れません。
ちなみに私は、「子ども」を使っています。子どもの柔軟さ、無垢の笑顔には、「子ども」の方がフィットするという思いから。(S.K.)
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